〔特集〕影絵作家・藤城清治 101歳 “生きる喜び”を届け続けて 戦前から絵を描き、戦後、絵の具のないなか“光さえあればできる”と影絵を始めた藤城清治さん。101歳の今なお日々創作に勤しむ藤城さんの原動力は、“生きる喜び”を表現すること。厳しい現実にも真摯に向き合い、平和を願いながら、夢と希望を描き続ける藤城ワールドへ、ようこそ。
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藤城ワールドに触れる、聖地へ
46基の街路灯が輝く洗足いちょう通り
新街路灯
東急目黒線「洗足」駅は、藤城ファンの“聖地”といえる場所。駅前の「洗足商店街」の老朽化した街路灯の建て替えにともない新設された46基の新街路灯の中間灯に、藤城さんの影絵が採用されたのです。
《花と少女》
点灯が開始されたのは、2025年3月。暗くなるにつれて、歩道に色とりどりの作品が浮かび上がります。足を運び、一緒に写真を撮るファンも。46基のすべてが異なる作品なので、夕刻以降の「洗足商店街」は、さながら“商店街美術館”。駅舎の近くには、注目の新作が集められています。2026年に、追加で設置される予定もあるそうです。
《空き缶とこびと》
《生きている喜びをともに》(新作)
《ロゼッタストーンの神》
藤城さんも立ち寄る、ファンのためのカフェ
洗足駅から徒歩約3分。街路灯見物と組み合わせて訪れたい。赤いドームが目印。
101歳の現在も散歩を習慣にしている藤城さんが、“散歩の途中に休憩できる場所”としてプロデュースしたという「ラ・ビーカフェ」。店内には、スケッチ用の紙やペンが置かれた藤城さんの専用席が設けられています。滞在時間が短いため、休憩している藤城さんへの声かけやサイン・写真の依頼は御法度。その場に居合わせた幸運を嚙み締めましょう。
藤城さん専用の席。壁に飾られているのは《ラビーコーヒー人生のルーツ》。
このカフェのためのオリジナル影絵作品やポスターなどが展示されているほか、使われているカップや座席間のアクリルの仕切りなども藤城さんの手描き。オリジナルグッズの販売コーナーもあります。
カップやソーサーは、一つ一つ藤城さんが専用のペンで絵を手描きし、焼き付けたもの。
ラ・ビーカフェ東京都大田区北千束2-1-11
TEL:03(6421)6050
営業時間:月曜・水曜~金曜:10時~17時、土曜・日曜:11時~17時(16時30分LO)
定休日:火曜定休
*カフェ会員(有料)に登録し、事前予約。空席がある場合は、会員以外の利用も可。
URL:
https://www.seiji-aki-fujishiro-kobito.com(次回に続く。
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