計約100点の浮世絵コレクションが並ぶ特別展示
浮世絵史に名を刻む巨匠、喜多川歌麿と東洲斎写楽。その世界を現代に伝える「夢みる!歌麿、謎めく?写楽-江戸のセンセーション」展が、慶應義塾ミュージアム・コモンズ(三田キャンパス東別館)にて開幕しました。
前後期に分かれて8月6日(水)まで開催します(詳細は記事末に記載)。
喜多川歌麿画「婦人泊り客の図」江戸時代後期、大判錦絵三枚続(前期展示)
本展は、経済学者であり元慶應義塾塾長代理を務めた高橋誠一郎氏が丹念に収集してきた「高橋誠一郎 浮世絵コレクション」を公開する特別企画。
第2回となる今回は、繊細な筆致で江戸の女性像を描き上げた歌麿と、鋭い眼差しで役者たちの瞬間を捉えた写楽に焦点を当てています。
この二人の作品を軸に、彼らの版元として知られ、2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう」でも注目を浴びている耕書堂・蔦屋重三郎の関連資料や、同時代の絵師による作品など、前期と後期で計約100点のコレクションが並びます。 写楽の極めて希少な浮世絵の原版を借用しての展示にも注目です。
喜多川歌麿画「高島おひさ」江戸時代後期、大判錦絵(前期展示)
東洲斎写楽画「市川鰕蔵の竹村定之進」寛政 6 年(1794)、大判錦絵(後期展示)
展覧会にあわせて、実際に作品に触れて学ぶ「OBL(オブジェクト・ベースト・ラーニング)」ワークショップや、展示作品にアプローチする留学生向けプログラム、学芸員によるギャラリートークなど、多彩な関連イベントも実施される予定。すべて無料で参加できます(事前予約制)。
日常を離れ、江戸の雅を味わう時間。美人画と役者絵の優美な競演を通して、日本美術の真髄に触れる贅沢なひとときをお楽しみください。
「夢みる!歌麿、謎めく?写楽-江戸のセンセーション」展
会期:[前期]2025年6月3日(火)~7月2日(水)/[後期]7月7日(月)~8月6日(水)(前期後期ともに土日祝休館) ※特別開館:6月21日(土)、7月12日(土)、8月2日(土) ※臨時休館:6月23日(月)、7月3日(木)、7月4日(金)
会場:慶應義塾ミュージアム・コモンズ(東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学 三田キャンパス 東別館)
開館時間:11時~18時
入場:無料、予約不要
※前期と後期の間に、一部作品の展示替えを行います。
慶應義塾ミュージアム・コモンズ
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