ゆったりと流れる鴨川の風景を愛でながら、暮らすように旅をする──。「そんな贅沢な京都ステイに憧れていました。京都は何度も何度も訪ねている大好きな街。この頃は一つ一つの旅を丁寧に味わいたいと思うようになりました。そんな旅には、自分のペースを大切にできる空間があればいいなと感じます」。
そう話す宮澤奈々さんが今回滞在したのは、鴨川のほとりにひっそりと立つ「Shizuru 鴨川」。思い思いの過ごし方に寄り添う、別荘感覚の瀟洒なホテルです。
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鴨川の景色に「部屋にいるだけで、肌で京都を感じます」と宮澤さん。カッシーナの家具やシモンズのベッドが置かれたシックな客室には、簡易キッチンやランドリーも併設されており、ロングステイにも最適。
四季折々の京都で、暮らすようにくつろぐ

右・京都市の中心部にあるとは思えない静けさに包まれた館内。左・エントランスは木屋町沿いに。端正な暖簾が目印。“静かに流れる”鴨川のイメージから“shizuru”の名に。四条河原町の交差点からも徒歩5分ほど、祇園や八坂神社なども徒歩圏内だ。
鴨川や高瀬川の眺めを楽しめる客室は4フロアに全5室。1階客室には、季節になれば鴨川べりに“納涼床”がしつらえられ、都人気分に浸ることもできます。宮澤さんとともに旅する仲よしの従姉、石田るみさんと納涼床で優雅にティータイム。
「館内に飲食施設がない分、散歩中に出合ったスイーツやデリを、気兼ねなくいただけるのは嬉しいですね」(宮澤さん)。
季節の風物詩・鴨川の納涼床を持つ、希少な宿泊施設でもある。納涼床は5月1日から10月中旬まで。散歩の途中で見つけたスイーツや甘味とともに、名残の納涼床で野点気分を楽しむお二人。
さらにこの夏には館内にキッチン&ダイニングスペース「炎(ほ)ころ」もお目見え。本格的なキッチンと食器一式、大人数で囲める食卓もあり、事前予約をすれば第二のマイルームとして貸し切りでの利用ができます。
3階のキッチン&ダイニング「炎ころ」でランチのメニューを練る宮澤さん(右)と石田さん。持ち寄りのパーティから合宿気分の料理教室、デリバリーやケータリングでの利用と使い勝手はいろいろ。
「料亭や割烹のしっかりしたお夕食に備えた軽めの朝やお昼も作れるし、気になった食材もすぐお料理できるし」と目を輝かせる宮澤さんに「こんな宿泊施設を探していました」と石田さんもにっこり。
2階の木屋町側にはゲスト専用のラウンジも用意されている。
「一棟を貸し切って、料理教室の生徒さんたちと冬の京都の食べ歩きやお花見ステイも楽しそう!ここだからできる京都の旅が次々に浮かんできます」(宮澤さん)。京都を自分の街のように悠々と旅する、素敵な拠点となりそうです。
右・「泉仙」の季節の精進朝食やホットサンドからチョイスしてオーダーできる朝食付きプランもあり。鴨川や東山の風景を見晴らせる屋上で朝食をいただくのもおすすめ。左・落ち着いたトーンのサニタリールームは窓際にバスタブを備える。
宮澤奈々さん(みやざわ・なな)料理教室「C'est très bon(セ・トレボン)」主宰。繊細なセンスとアイディアを生かし、料理やテーブルコーディネートから器や家具の監修まで幅広く活躍。著書に『素敵なおもてなしのプレゼンテーション』(世界文化社刊)ほか。
Shizuru鴨川京都市下京区天王町145-1
TEL:075(361)6110
https://shizuru.jp/<基本料金>
1室2名利用で1泊1室4万2150円~(サービス料、宿泊税別)。
※ホテル1棟貸しプラン(全5室+キッチン)1泊35万円~、キッチン利用5万円。公式HPまたは電話にて予約を。