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[香川漆芸×エス・テー・デュポン] 手のひらで煌めく工芸の美

2026.04.02 | PR

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フランスの名門「エス・テー・デュポン」の高級ライターに「香川漆芸」の加飾が施され、春夏秋冬を表す4つの名品が誕生しました。

春 Spring

花舞い踊る春の木漏れ日
「はるひかげ」─蒟醤(きんま)、存清(ぞんせい)─
太田 豊

「はるひかげ」(縦66×横39×奥行き14ミリ、約175g)162万2000円/エス・テー・デュポン(エス・テー・デュポン 銀座フラッグシップ)  右:表 左:裏

ル・グラン デュポン「はるひかげ」右:表 左:裏(縦66×横39×奥行き14ミリ、約175g)162万2000円/エス・テー・デュポン(エス・テー・デュポン 銀座フラッグシップ) 

春の暖かさと生命の息吹が感じられる作品。主に使用されている技法は、漆を十数回塗り重ねたところに蒟醤剣で文様を彫り、その溝に色漆を埋め、平らに研ぎ出す「蒟醤」。本作にはその一種で1ミリに2、3本の線を彫る超絶技巧「布目彫り」が駆使されている。花の表現には、色漆で模様を描き、輪郭や細部に線彫りを加える技法「存清」を使用。

夏 Summer

漆黒の空を彩る炎の芸術
「夏ノ花」─蒟醤、蒔絵─
山下亨人

ル・グラン デュポン「夏ノ花」(縦66×横39×奥行き14ミリ、約175g)162万2000円/エス・テー・デュポン(エス・テー・デュポン 銀座フラッグシップ)

ル・グラン デュポン「夏ノ花」右:表 左:裏(縦66×横39×奥行き14ミリ、約175g)162万2000円/エス・テー・デュポン(エス・テー・デュポン 銀座フラッグシップ)

ライターの炎にも通じる花火は、人々の心を沸き立たせる夏の風物詩。その一瞬の閃光を「蒟醤」の技法でシンプルかつダイナミックに表現した。漆で文様を描き、乾く前に金や銀の粉を蒔いて定着させる「蒔絵」の技法で、上品な煌めきを添えている。

秋 Autumn

平安貴族が愛でた秋の佇まい
「瓏(ろう)」─蒟醤─
藪内江美

ル・グラン デュポン「瓏」(縦66×横39×奥行き14ミリ、約175g)162万2000円/エス・テー・デュポン(エス・テー・デュポン 銀座フラッグシップ)

ル・グラン デュポン「瓏」左:表 右:裏(縦66×横39×奥行き14ミリ、約175g)162万2000円/エス・テー・デュポン(エス・テー・デュポン 銀座フラッグシップ)


中秋の名月と『古今和歌集』の歌をモチーフにした秋の情緒たっぷりの一品。「蒟醤」の技法を用いて、表(写真左)は一面に凸凹を彫り、月は金色の漆で、背景は黒と黄緑色の漆でぼかしながら25回ほど埋めて研ぎ出した。裏(写真右)は白漆に川をイメージした線彫りを施し、金色から朱色にぼかしながら25回ほど埋めて研ぎ出し、紅葉に染まった川を表現している。

冬 Winter

明るく晴れやかな瀬戸内の冬
「winter -1℃」─彫漆(ちょうしつ)─
松原弘明

ル・グラン デュポン「winter -1℃」(縦66×横39×奥行き14ミリ、約175g)162万2000円/エス・テー・デュポン(エス・テー・デュポン 銀座フラッグシップ)

ル・グラン デュポン「winter -1℃」右:表 左:裏(縦66×横39×奥行き14ミリ、約175g)162万2000円/エス・テー・デュポン(エス・テー・デュポン 銀座フラッグシップ)

表(写真右)は香川県にも稀に降る雪の結晶を、裏(写真左)は北風が吹く冬の晴天をデザイン。各種の色漆を数十回塗り重ね、その色漆の層を彫り下げて文様を浮き彫りにする「彫漆」の技法で作られているため、立体感があり、手触りを楽しめるのも魅力だ。

「香川漆芸」と「エス・テー・デュポン」の華麗なるコラボレーション

江戸時代後期、高松藩の鞘塗師(さやぬりし)の家に生まれた玉楮象谷(たまかじぞうこく)が、唐物の漆器などを丹念に研究して確立した「香川漆芸」。「蒟醤」「存清」「彫漆」の三技法と豊かな色彩を特徴とする伝統工芸です。家庭画報は「香川漆芸」の今を牽引する作家たちと、日本の伝統工芸にリスペクトの念を持つ海外の一流ブランドを繫ぐことで、数々の名品の誕生を応援してきました。

イタリア製パンプスへの加飾から始まり、9回目を迎えた本プロジェクトの立役者は、重要無形文化財「蒟醤」保持者(人間国宝)の山下義人さん。香川漆芸発展のため、創作活動と後進の育成に情熱を注ぐ山下さんは、ときには自らも制作しながら、全体の監修を担ってきました。
香川県出身。人間国宝の磯井正美氏に蒟醤を、田口善国氏に蒔絵を学ぶ。2013年重要無形文化財「蒟醤」保持者(人間国宝)に認定。21年旭日小綬章受章。「デュポンさんのライターは蓋を開閉するときの音も素晴らしいですね」と感動していた。

人間国宝 山下義人(監修) 香川県出身。人間国宝の磯井正美氏に蒟醤を、田口善国氏に蒔絵を学ぶ。2013年重要無形文化財「蒟醤」保持者(人間国宝)に認定。21年旭日小綬章受章。「デュポンさんのライターは蓋を開閉するときの音も素晴らしいですね」と感動していた。


今回、作家たちのパートナーになったのは、フランスのラグジュアリーブランド「エス・テー・デュポン」。香川漆芸の加飾を施す対象は、メゾンが誇る最高級コレクション「ル・グラン デュポン」のゴールドのライターに決定。「ダイヤモンドヘッド」と呼ばれるギヨシェ装飾が施された逸品です。

昨冬のプロジェクト開始から約4か月、四季をテーマにした4つの作品が完成。山下さんの総評は「昔ながらの主題を現代的な感性でデザインした、いい作品ができ上がりました。格調高いライターに合っていると思います」。一方で「エス・テー・デュポンジャポン」社長の向井 透さんも、「ライターの炎は一瞬でありながら、人を惹きつける圧倒的なエネルギーとカリスマ性を持っています。その力強さと静謐さを、漆の奥行きある美と精緻な技術が包み込むことで、唯一無二の存在へと昇華しました」と感じ入っていました。

手のひらにのせて、いつまでも眺めていたいと思わせる小さな芸術品は、シガーやキャンドル、お香などに火を灯す時間を特別なものにしてくれることでしょう。太田 豊「 はるひかげ」

太田 豊「 はるひかげ」 香川県出身。金沢美術工芸大学修士課程修了。父の太田 儔(ひとし)氏は重要無形文化財「蒟醤」保持者。右・縦、横、斜めに線彫りして色漆を埋め、研ぎ出すことで、布目のように繊細で複雑な表情を生み出す「布目彫り」は太田さんの真骨頂。「父が開発した布目彫りを自分流に応用しています」。左「存清」 の工程。極細の筆で花を描く。

右・縦、横、斜めに線彫りして色漆を埋め、研ぎ出すことで、布目のように繊細で複雑な表情を生み出す「布目彫り」は太田さんの真骨頂。「父が開発した布目彫りを自分流に応用しています」。左「存清」 の工程。極細の筆で花を描く。

山下亨人「 夏ノ花」 香川県出身。 香川県漆芸研究所研究員課程修了。木工家の宮本修山氏と父、山下義人氏に師事。

山下亨人「 夏ノ花」 香川県出身。 香川県漆芸研究所研究員課程修了。木工家の宮本修山氏と父、山下義人氏に師事。右・四季の分担を作家間で相談した際、真っ先に夏に立候補。「自分が好きな、海上に上がる花火をイメージしました」。放射状の模様を得意とする作者の個性が存分に発揮されている。左・漆の上に真綿で粉を蒔く「蒔絵」の作業。

右・四季の分担を作家間で相談した際、真っ先に夏に立候補。「自分が好きな、海上に上がる花火をイメージしました」。放射状の模様を得意とする作者の個性が存分に発揮されている。左・漆の上に真綿で粉を蒔く「蒔絵」の作業。

藪内江美 「 瓏」 奈良県出身。香川県漆芸研究所研究生課程・研究員課程修了。身近な自然を題材にした作品が多い。

藪内江美 「 瓏」 奈良県出身。香川県漆芸研究所研究生課程・研究員課程修了。身近な自然を題材にした作品が多い。右・「重厚なライターを持つ方が好みそうなものをと考え、大胆なデザインにしました」と藪内さん。立体的に見える月は触るとフラット。背景には「蒟醤」らしい有機的な模様が浮かぶ。左・砥石を用いて、川の模様を研ぎ出す。

右・「重厚なライターを持つ方が好みそうなものをと考え、大胆なデザインにしました」と藪内さん。立体的に見える月は触るとフラット。背景には「蒟醤」らしい有機的な模様が浮かぶ。左・砥石を用いて、川の模様を研ぎ出す。

松原弘明「 winter -1℃」 香川県出身。香川県漆芸研究所研究生課程修了。重要無形文化財「彫漆」保持者の音丸耕堂氏等に師事。

松原弘明「 winter -1℃」 香川県出身。香川県漆芸研究所研究生課程修了。重要無形文化財「彫漆」保持者の音丸耕堂氏等に師事。右・表は雪の結晶を文様風にデザイン。左・北風を表現した裏面を彫る。青の濃淡の漆を40回ほど塗り重ねた色漆の層は約2ミリ。表に出したい色に応じて彫る深さを変える。「『彫漆』ならではの手触りが面白いですよ」と松原さん。

右・表は雪の結晶を文様風にデザイン。左・北風を表現した裏面を彫る。青の濃淡の漆を40回ほど塗り重ねた色漆の層は約2ミリ。表に出したい色に応じて彫る深さを変える。「『彫漆』ならではの手触りが面白いですよ」と松原さん。

香川漆芸について詳しく見る→

S.T.DUPONT 強くエレガントな女性の人生を彩るメゾン

最後の研磨は職人が手作業で行う。

最後の研磨は職人が手作業で行う。

今回の4作品のライターの蓋にも刻印が施されている。

今回の4作品のライターの蓋にも刻印が施されている。

女王エリザベス2世、ジャクリーン・ケネディ・オナシス、オードリー・ヘプバーン。150年以上の歴史を持つ「エス・テー・デュポン」の顧客リストには、時代のアイコンと呼ぶべき女性たちの名前が並びます。ジャクリーン・ケネディ・オナシスはイニシャル入りのライターとペンを特注。

ジャクリーン・ケネディ・オナシスはイニシャル入りのライターとペンを特注。


ジャクリーンのオーダーで1972年に誕生したメゾン初の筆記具「クラシック」が現代的なフォルムで復活。

ジャクリーンのオーダーで1972年に誕生したメゾン初の筆記具「クラシック」が現代的なフォルムで復活。

4月に1周年を迎える銀座フラッグシップ(東京都中央区銀座7-6-2 1階)は種類豊富なライターはもちろん、レザーバッグ、筆記用具などの品揃えも充実。銀座店限定商品も多数あります。ライターを想起させる銀座店の外観。

ライターを想起させる銀座店の外観。

「. ル・グラン デュポン」は2種の炎を出せる革新的なコレクション(画像はイメージ図。炎は同時点火ではなく、切り替え式)。「.ル・グラン デュポン」は2種の炎を出せる革新的なコレクション(画像はイメージ図。炎は同時点火ではなく、切り替え式)。


メゾン初のレディスバッグ「リヴィエラ」はオードリー・ヘプバーンのために1953年に作られた。

メゾン初のレディスバッグ「リヴィエラ」はオードリー・ヘプバーンのために1953年に作られた。

「リヴィエラ」へのオマージュとして製作されたバッグ。「リヴィエラ スモール ベージュ」31万3500円/エス・テー・デュポン(エス・テー・デュポン 銀座フラッグシップ)

「リヴィエラ」へのオマージュとして製作されたバッグ。「リヴィエラ スモール ベージュ」31万3500円/エス・テー・デュポン(エス・テー・デュポン 銀座フラッグシップ)

※4月上旬より銀座店にて、ご紹介したライター4点を展示販売する予定です。ぜひご来店ください。


●お問い合わせ
エス・テー・デュポン 銀座フラッグシップ 
電話 03(6264)5622
URL:https://jp.st-dupont.com/

撮影/Fumito Shibasaki〈Donna〉(静物) 只安 渉〈福家スタジオ〉(香川取材) スタイリング/阿部美恵 取材・文/清水千佳子

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