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[クリュッグ] マックス・リヒター氏、ロンドンでの初演の一夜。シャンパーニュと音楽が紡ぐ、五感に響く物語

2026.04.02 | PR

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ロンドン中心部にある会場に入ると、舞台はカーテンで円形に覆われ、オーケストラの気配が漂っていました。何も見えないまま始まりを待つこの空間で、人々はこれからの体験に向けて心を整えます。幕が開くと3つのグラスが置かれ、マックス・リヒター氏が作曲した音楽に合わせて給仕がシャンパーニュを注ぎ始めました。単なる試飲会ではないと気づきます。

最初に供されたクリュッグ クロ・ダンボネ 2008は輪郭が明瞭。一本の線のように立ち上がり、静かな緊張感を保ったまま長く続きます。次のクリュッグ 2008は豊かさが加わりながら重さはなく、複数の要素が同時に存在するも調和は崩れず、響きが広がるほど調和の意味が理解されます。そしてクリュッグ グランド・キュヴェ 164 エディションでは、味わいは線ではなく空間に。熟成の深みと静けさが残り、果実の香りと穏やかな余韻が共存していました。

作曲家、ピアニストであるマックス・リヒター氏の音楽は反復と持続で音を重ね、聴く者の時間感覚に静かに働きか ける。音の響きが広がるほどアロマと味わいも移ろい、アッサンブラージュ(ブレンド)が生む重なりが体感できる。

作曲家、ピアニストであるマックス・リヒター氏の音楽は反復と持続で音を重ね、聴く者の時間感覚に静かに働きかける。音の響きが広がるほどアロマと味わいも移ろい、アッサンブラージュ(ブレンド)が生む重なりが体感できる。

セラーマスターのジュリー・カヴィル氏が目指すのは、複数の年の個性を保ったまま全体を調和させること。単一年に依存せず、時間を重ねて理想の姿を作る姿勢が表れています。演奏後に同じシャンパーニュを飲むと違う印象に。音楽が私たちの感覚を静かに導いていたのでしょう。クリュッグは華やかさを競うものではなく、重ねられた時を味わうシャンパーニュなのです。

マックス・リヒター氏は、クリュ ッグ クロ・ダンボネ 2008のため に「Clarity」、クリュッグ 2008 に「Ensemble」、写真のクリュ ッグ グランド・キュヴェ 164 エ ディションに「Sinfonia」という 3つのオリジナル楽曲を制作した。

マックス・リヒター氏は、クリュ ッグ クロ・ダンボネ 2008のため に「Clarity」、クリュッグ 2008 に「Ensemble」、写真のクリュ ッグ グランド・キュヴェ 164 エ ディションに「Sinfonia」という 3つのオリジナル楽曲を制作した。

演奏後に並ぶマックス・リヒター氏(右)とジュリー・カヴィル氏。「every note counts(すべての音に意味がある)」は、クリュッグが音楽家と 協働し、表現してきた取り組みの一つ。

演奏後に並ぶマックス・リヒター氏(右)とジュリー・カヴィル氏。「every note counts(すべての音に意味がある)」は、クリュッグが音楽家と協働し、表現してきた取り組みの一つ。

演奏会の余韻に包まれたまま2階のディナー会場へ。『007』でジェームズ・ボンドを演じた俳優ピアース・ブロスナン氏も同席。英国王室よりMBEを受勲したアダム・ハンドリング氏の特別な料理が供された。

演奏会の余韻に包まれたまま2階のディナー会場へ。『007』でジェームズ・ボンドを演じた俳優ピアース・ブロスナン氏も同席。英国王室よりMBEを受勲したアダム・ハンドリング氏の特別な料理が供された。

お問い合わせ/MHD モエ ヘネシー ディアジオ
https://www.mhdkk.com/enquiry

作曲の過程を記録したドキュメンタリー動画は
https://krug.com/ja/maxrichter

この記事の掲載号

『家庭画報』2026年05月号

家庭画報 2026年05月号

取材・文/石黒かおり

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