バッグは、お洒落を完成させる上で最も重要なアイテムです。必要なものを入れるという目的以上に、身にまとう人の美意識や審美眼を如実に物語るからです。例えばこんなきれい色のバッグは、季節の移ろいを尊ぶあなたの心の豊かさを伝えることでしょう。ベルギー生まれの逸品が、装いに春の訪れを告げます。
1958年のブリュッセル万国博覧会をきっかけに作られた名品「ブリヨン」。輝き、煌めきを意味するその名にふさわしい、品格溢れる佇まい……。軽やかなライラック色に染まった最高級のアリゲーターが、圧倒的なオーラを放ちます。バッグ「ブリヨン ミニ」(縦16×横20×マチ11.5センチ)412万600円/デルヴォー
ベルギー王国の建国は1830年。それとほぼ同時期──1829年に創業した「デルヴォー」は、世界最古のラグジュアリーレザーグッズメゾンとして、真に価値ある美を知る女性に支持されています。
初めて女性用のハンドバッグを考案したその先駆的な感性は、レザーグッズの歴史に燦然と輝き、1883年からベルギー王室御用達の称号を守り続けると同時に、3000点以上のバッグデザインを生み出してきました。ベルギーのシュルレアリスムの精神を脈々と受け継いだ、芸術品のように美しいバッグは、新製品が誕生するたびに「リブル ドール」と呼ばれるブックに詳細な説明とデザインが加えられ、今なお、新たなページを重ねています。
デルヴォーのバッグには、ロゴがありません。ロゴがなくても瞬時にそれとわかるのは、なぜなのでしょう。確固たる歴史と自信に満ちたアイデンティティと、アトリエで一つ一つハンドメイドで作られる上質なものづくりが、比類なき佇まいを叶えているからです。
この春は、きものに映えるきれい色が充実しています。日に日にあたたかくなる陽光の下、時を超えて輝き続ける名品バッグを手に、春の街へとお出かけください。
右・シボ感のある上質なレザーにパステルブルーが上品。小紋から訪問着までさまざまなきものにコーディネートしやすく、汎用性の高いデザインが魅力。「タンペート PM」(縦19.5×横21.5×マチ8.5センチ)93万3900円
左・北川景子さんが『きものSalon 2026年春夏号』P9で手にしているバッグがこちら。淡いライラック色が春のお出かけ気分をぐっと高めます。きものはもちろん、ストラップをつければ、デニムなどカジュアルな装いにも似合います。「タンペート スモール」(縦16×横18.5×マチ5センチセンチ)82万8300円/ともにデルヴォー
●お問い合わせ/デルヴォー
電話 03-6432-9125
URL:
https://jp.delvaux.com/