
1936(昭和11)年の創業以来、3代にわたり真珠を見つめてきた「清美堂真珠」が、90周年を迎えた今、あらためて真珠の美しさを探求する連載。今回は歴史に残る特別なパールの数々をご紹介します。
・第1回 『古事記』から紐解く 古代より貴ばれた「しらたま」の話→
・第2回 初代から守り抜かれた 真珠への思い→
・第3回 3代目 磯和晃至の約束と挑戦→

優れた品質の真珠を追求するブランドとして、生産者から高い評価を受けている清美堂真珠。そのもとに集まった特別な美しさと大きさを兼ね備えた真珠たちは真珠の歴史に残るスペシャルピースです。
一つ一つの真珠に宿る産地や生産者との物語

選び抜かれた真珠の美しさはジュエリーに仕立てられ、人が身につけることで完成します。真珠の力を知り尽くしている清美堂真珠は、これまでに数々のジュエリーデザイン賞を受賞。美しさに加え、つけ心地や機能性にもこだわりを貫いています。
宇宙旅行 ── Space Journey ──


「美しい真珠が歩んだストーリーを真珠自らが語ることはありません。真珠が持つ物語を見出し、その魅力を顧客に伝えるために、清美堂真珠では希少な大粒の真珠をコレクションしています」と「清美堂真珠」の磯和晃至社長。
そのきっかけは、2011年、タヒチの真珠養殖成功50周年を記念して「その年で最も美しいタヒチ産黒蝶真珠」を決めるタヒチ政府主催のコンテストが開催されたことでした。
「そのとき優勝を飾ったのが、イタリア語で『詩』を意味する『ポエシア』。生産者たっての希望で、清美堂真珠の所蔵となりました。以後、希少なパールをメモリアルパール、そして清美堂真珠の宝物としてコレクションしていこうという思いが生まれたのです」
たとえば黒蝶真珠の場合、約9割は11ミリ台以下で産出されます。品質の高い真珠を追求するブランドとして各生産地で知らぬ者のない清美堂真珠のもとには、基準を超える大きさの美しい珠が世界中の生産地で見つかるたびに集まってくるようになりました。
「特別な美しさと大きさを兼ね備えた真珠は、清美堂真珠の宝物であるとともに、地球の宝物です」

お問い合わせ/清美堂真珠
電話 03(3408)5799
URL:https://seibidopearl.co.jp/
この記事の掲載号
撮影/栗本 光(静物) 下村一喜〈AGENCE HIRATA〉(人物) スタイリング/阿部美恵(静物) おおさわ千春(人物) ヘア/hiro TSUKUI〈Perle〉 メイク/SADA ITO ネイル/石間千織〈uka〉 モデル/大塚まゆか 取材・文/清水井朋子