
飛行機製造会社を前身とし、東京・立川に広大な土地を所有する立飛グループは、この地の魅力をさまざまな形で国内外に発信しています。食文化を体感する場として2023年4月にオープンさせたのが「オーベルジュときと」。昨年秋にパリで開催されたグローバル・ミシュランキーセレクションのセレモニーで、特別な滞在体験ができる宿として、栄えある“1ミシュランキー”に選出されました。
東京都心から1時間余、住宅街の只中にありながらも、その敷地に一歩足を踏み入れ、露地を歩けば、俗世とは隔絶した「市中の山居」にいる感覚に包まれます。「食房」(ダイニング)は天井が高く、日中は陽光がふんだんに差し込む明るい空間。昼夜ともに食事だけの利用も可能です。
料理を司るのは、総支配人も兼ねる大河原謙治さん。日本の知られざる食材を、現代的な感覚と調理技術により、日本料理の流れの中に柔軟に組み入れて、独創的なコースに仕立てます。
ディナーの余韻に浸りたい人は、そのまま「宿房」に泊まれるのもオーベルジュだからこそ叶う贅沢です。テラスにはかけ流しの温泉が引かれ、翌日13時のチェックアウトまで、ゆっくりと過ごせます。

東京都立川市錦町1-24-26
電話 042(525)8888(9時~18時)
コースは昼1万6500円~、夜3万円~ 1室2名利用で2食とエステ1名を含む1泊39万円~ 要予約
URL:https://www.aubergetokito.com/
この記事の掲載号
撮影/大泉省吾