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【美と美味の国・山梨へ】第6回 富士の伏流水に育まれ、数奇な運命をたどってきたテキスタイルの物語

2026.01.19 | PR

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第一問 この柄はなにを模したものでしょうか?

正解 天保の大小判の柄を織り出しています。羽裏に大小判とは金運上昇間違いなし!

正解 天保の大小判の柄を織り出しています。羽裏に大小判とは金運上昇間違いなし!

第二問 これはなにを表した柄でしょうか?

正解 松竹梅が左上から右下へ配置され、上半分には山から赤い朝日が昇る情景が織られています。では下半分にはなにが描かれているのでしょうか?

正解 松竹梅が左上から右下へ配置され、上半分には山から赤い朝日が昇る情景が織られています。では下半分にはなにが描かれているのでしょうか?

写真をさかさまにしてみましょう。これは夜の山に大きな月がかかった姿。朝と夜、陰と陽を際立たせ、吉祥柄に縞を組み合わせた、実に洒落た羽裏です。

写真をさかさまにしてみましょう。これは夜の山に大きな月がかかった姿。朝と夜、陰と陽を際立たせ、吉祥柄に縞を組み合わせた、実に洒落た羽裏です。

最終質問 この柄はある物語を表しています。なんでしょう?

燃える千鳥、燃える蝶、そして家紋を守っていた家がバラバラに崩れていく図柄……。歌舞伎好きの方にはお馴染みかもしれません。正解は『曽我兄弟の仇討』。日本三大仇討とも言われ、歌舞伎の演目としても有名な、暗殺された父の仇を討つ曽我十郎と五郎兄弟の物語です。この図柄にある燃える千鳥と蝶は十郎と五郎が仇討の際に身につけていた直垂の柄を表しています。中央で崩れていく木瓜(もっこう)紋は、仇敵である工藤家の家紋です。

燃える千鳥、燃える蝶、そして家紋を守っていた家がバラバラに崩れていく図柄……。歌舞伎好きの方にはお馴染みかもしれません。正解は『曽我兄弟の仇討』。日本三大仇討とも言われ、歌舞伎の演目としても有名な、暗殺された父の仇を討つ曽我十郎と五郎兄弟の物語です。この図柄にある燃える千鳥と蝶は十郎と五郎が仇討の際に身につけていた直垂の柄を表しています。中央で崩れていく木瓜(もっこう)紋は、仇敵である工藤家の家紋です。

技術力のある下請けとして経済効果を上げる一方、名前は忘れられていく……

洋装文化が主流となる中、いつしか「甲斐絹」という名前は表舞台から姿を消していきます。しかし高い技術力を持つ山梨県の織物業そのものは、国内外の大手メーカーの「下請け」として県の主要産業に。

このまま永遠に下請けでいいのか? やがて山梨県の機織り業の人々は、そんな思いを持ち始めます。その一人が、前田源商店の社長、前田市郎さんです。

撮影/本誌・大見謝星斗

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