
バロック建築の代名詞にして、フランス王政の栄華を象徴するヴェルサイユ宮殿。その壮麗な造形が、メティエダール(芸術的な手仕事)に満ちた万年筆に生まれ変わりました。全5種類からなる限定コレクションのなかでも注目したいのは、ルイ14世が建造を命じた「オランジュリー庭園」と、ルイ15世の私室をフィーチャーした作品です。
王たちの威光を讃えるため、贅の限りを尽くして生み出された空間ひと目で心奪われるほどのスペクタクルが、手のひらに収まるペン一本へと見事に凝縮されています。 気持ちの赴くままに筆を走らせるひとときは、心を解放する大切な機会。優美な意匠に溢れたアートな万年筆が、遥かなる想像の旅にいっそうの彩りを添えてくれます。

唐草模様のような形に整えられたオランジュリー庭園の風景をモチーフにした、華麗なる一本。深いグリーンをたたえたアベンチュリン(石英の一種)にシグネチャー ゴールドを重ね、印象的な庭園の意匠を表現しています。ペン軸の中央に赤く輝くのはガーネット。キャップのモンブラン エンブレムにはマザーオブパールを採用し、目を見張るほどの品格と贅沢な輝きを際立たせています。

「王の間の隅」と呼ばれるルイ15世の私室がデザインのインスピレーション源。真珠のように淡い輝きをたたえたペン軸は、半透明のホワイトラッカーを用いて仕上げられています。そこに浮かび上がる文様は、宮殿に施されたロカイユ装飾を表現したもの。イエローゴールドとプラチナコーティングを組み合わせた素材づかいで、いっそう華やぎを高めています。
・芸術品のような美しさ。モンブラン「ハイアーティストリーコレクション」について詳しく見る→
2025年11月、紅葉シーズン真っ盛りの日光にて「モンブラン」のVIP顧客の皆様を招いて、新作発表会を兼ねたスペシャルツアーが開催されました。発表の場となったのは「ザ・リッツ・カールトン 日光」。新作お披露目の前後は、華厳滝など周囲の名勝を愛でたり、念珠作りのアクティビティを楽しんだり、モンブランのスペシャルディナーを堪能したりと、ラグジュアリーな旅を盛りだくさんに体感できるひとときに。

顧客の皆様にとっても「ハイアーティストリー ヴェルサイユ宮殿を巡る旅」コレクションを中心に、日本初公開となる新作万年筆をいち早く実際に見て、触れることができる貴重な機会となりました。
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この記事の掲載号
撮影/大原敏政〈aosora〉(静物) 小澤達也(取材) 取材・文/小曽根広光