
[エスパシオ]見たことのない贅を極めた最上級のリゾートへ “エスパシオ”とは、空間や宇宙を意味するスペイン語。理想の空間、最高のおもてなしを追求したい、そんな願いを込めて名づけられました。新たに誕生した「エスパシオ ナゴヤキャッスル」、そして“エスパシオ”ブランドのホテルに一歩踏み入れれば、そこはラグジュアリーを越えたラグジュアリー、まだ経験したことのない感動の時間にきっと出合えることでしょう。
美しい石垣の上に築かれた白壁と青銅屋根の館──、頂で羽を休める鳳凰は、あたかも名古屋の街を見守るかのよう。名古屋城の隣、尾張徳川家のお膝元に誕生した、名古屋の新しいランドマーク「エスパシオ ナゴヤキャッスル」は、輝きとパワーに満ちたスポットです。
“城”をイメージしたラグジュアリーホテルは、どこにいても目と心を奪われるものばかり。エントランスを一歩入れば、吉祥を司る ”麟鳳亀龍(りんぽうきりゅう)”がテーマの多彩なアートピースがゲストを迎えます。日本を代表するアーティストの魂がほとばしるような作品を巡り歩く”アートミュージアムホテル”として楽しめるのもここならでは。アート散歩の合間に、異国情緒溢れるスパやプールで癒やしの時間を過ごすのもおすすめです。
そして何よりゲストの心に刻み込まれるのは、目の前にそびえる名古屋城の雄姿でしょう。ロビーから、レストランから、客室から、正面に望む五層五階の天守閣は、まさに圧巻のひと言。美景とアートと極上のおもてなしに満たされる、世界でも類を見ないホテルステイが、今始まります。


アートピースや絶景に勝るとも劣らない魅力を放つのが、4階のレストランフロア。路地を思わせるエリアには“予約の取れない”瀟洒な名店が点在し、ここでしか出合えない美味が並びます。
前身の「ホテルナゴヤキャッスル」時代にホテルの顔として愛されていた中国料理の名店がパワーアップしてリオープン。「広東料理の伝統や技法を全うしつつ、地元をメインとした国産食材を積極的に取り入れた、新“柳城”ならではの料理をお届けしたいと思っています」と決意も新たに内藤勝博料理長が話します。選び抜いた新鮮な食材を、うまみたっぷりに供する「鮮味融合」をテーマにしたメニューはバラエティ豊かで、コースからアラカルトまで充実。
店内はゆったりとしたダイニングやモダンシノアな個室、2名用のカジュアルシートなどがあり、いずれも居心地は抜群。あらゆるTPOで利用できるのも、ホテルのレストランだからこそです。
営業時間:11時30分~14時30分、17時30分~22時/年中無休/ランチコース9000円~、ディナーコース1万8000円~、アラカルトあり。/電話 052(908)8930(レストラン予約課 10時~18時30分)

東京を中心に展開する「うかい亭」が、東海エリアに初進出。「三河湾の魚介類や、東海3県の野の幸、山の幸……。季節ごとにどんな素材と出合えるかも楽しみです」(片桐優樹料理長)。おまかせのコースには、キャビアのひと皿やうかい亭のスペシャリテ「鮑の岩塩蒸し」など目も舌も喜ぶ料理が次々と登場します。ゲストのペースに合わせ、目の前の鉄板で手際よく料理が仕上げられていく様も見事です。「熱いものを熱いうちに、絶妙のタイミングでいただけるのも鉄板焼きの醍醐味。メインには、牛タン・フィレ・サーロインと“うかい牛”ステーキ3種を少量ずつご用意しました。このスタイルはうかい亭でも初の試みです」(片桐料理長)
営業時間:7時~23時/水曜定休/ディナーコース1万9800円~。/電話 052(908)8930(レストラン予約課 10時~18時30分)

名古屋に開業して20年弱、主人の西川真司氏が握る“名古屋前 ”は当地を代表する味。三河湾産の魚介類など、自らが目利きしたねたをキレのよいすしめしが引き立てます。ライトアップされた名古屋城を前に、小気味よく握られるすしをいただく贅をお楽しみください。

営業時間:18時~翌1時(1:18時~、2:22時~の2部制、一斉スタート)/水曜定休/ おまかせコース2万7500円~。/電話 090-2183-4927
19年にわたってミシュラン東京の3つ星を守り続ける「カンテサンス」が、世界で初めて手がけたレストランがオープン。岸田周三シェフのもとで研鑽を積んだのち、フランスで修業を重ねた髙瀬獎太シェフが生みだす次世代のフランス料理に、世界中から注目が集まります。
営業時間:17時~23時30分(1:17時~20時 2:20時30分~23時30分の2部制、一斉 スタート)/不定休/おまかせコー ス3万800円~。/電話 052(908)8738(予約専用ダイヤル)
目覚めには季節のジュース、そして「胡麻豆腐のゴマクリームあんかけ」を。続いて運ばれるお膳には、鯛のごま和え、伊勢海老と鮑の天ぷらなど、種々のお総菜がずらり。羽釜で炊き上げたばかりの新潟・南魚沼産「雪椿」のご飯がついつい進みます。名古屋コーチンの粕汁も香り豊か。東京・銀座の人気店の評判朝食膳が、口福の朝を約束します。
朝食は「割烹」での提供。営業時間: 平日9時~、土日祝日8時~、10時~の2部制。24時間 前までに要予約。1万円。ディナーは17時30分~翌1時/電話 052(908)9352(予約受け付けは14時~17時)
エスパシオ ナゴヤキャッスル
愛知県名古屋市西区樋の口町3-19
電話 052(521)2121
URL:https://www.espacionagoya.com/
[基本料金]1泊1室2名利用で1室20万円~、ご紹介した「鳳凰スイート」は同300万円~、「アートコレクション」は同40万円~。※日により変動あり。

◆エスパシオナゴヤキャッスルが誇るレストランでの美食体験と宿泊をセットにした「ガストロノミープラン」も大好評販売中
〔プラン内容〕1泊2食付き/夕食は「ブリアンス」「鮨旬美 西川」「日本料理 丈」「昇龍 by うかい亭」のいずれか/「THE BAR CASTLE」にてシグネチャーカクテルを提供/クラブラウンジ(朝食付き)、屋内プール、温泉、フィットネスジム(24時間)利用可
撮影/鍋島徳恭 取材・文/露木朋子