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絣と染めの伝統をまとう。現代(いま)に受け継がれる手仕事の美[藍木野(あきの)]

2025.07.02 | PR

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伝統素材を使い、デザインと機能性の両面から長くまとえる洋服を生み出すブランド「藍木野」。今回は日本を代表する織物「久留米絣」と染色「松煙染」の魅力、そして、この夏を心地よく演出するワンピース3点をご紹介します。


200年の歴史と高度な職人技が織りなす逸品

細やかなあられ絣を幾何学的に配した、深みある紺地の一枚。柄は、「さやがた」と呼ばれる吉祥文様をモダンにアレンジした、野村織物のオリジナルです。斜め口の大きなポケットが愛らしいアクセントに。ワンピース9万6800円/藍木野

重要無形文化財の一つ「久留米絣」。染め分けた糸を縦横に織り合わせ、精緻な模様を描くその技法はおよそ200年前、一人の少女によって考案されました。図案の制作から括(くく)り、染色と30以上もの工程を経て、一枚の反物を織り上げるまでにかかる期間はおよそ3か月。すべての作業に、高度な職人技を必要とします。 

久留米絣の重要な工程の一つ 「括り」。柄に合わせて染めない箇所を糸で括ってから染色する。約30年前に福岡県久留米市にて世界で 唯一の糸括り機が発明され、複雑な柄が生み出せるようになった。

久留米絣の重要な工程の一つ「括り」。柄に合わせて染めない箇所を糸で括ってから染色する。約30年前に福岡県久留米市にて世界で唯一の糸括り機が発明され、複雑な柄が生み出せるようになった。

優しい風合いに仕上がるよう、染めた糸は天日干しに。

優しい風合いに仕上がるよう、染めた糸は天日干しに。

職人の手と機械の合わせ技によって織り上げる。写真は、福岡県八女郡に工房を構える老舗「野村織物」での作業風景。

職人の手と機械の合わせ技によって織り上げる。写真は、福岡県八女郡に工房を構える老舗「野村織物」での作業風景。

日本の織物の伝統を、現代のライフスタイルに適した形で後世に残したい。そんな思いから生まれた「藍木野」は、久留米絣を使った洋服を手がけています。わずかな輪郭のずれによって生じる絣特有の柄の美しさ、そして着るほどに愛着が増す素朴な風合い──。一度袖を通せば、今なお多くの人を惹きつける久留米絣の魅力を全身で感じられます。

江戸より続く「竺仙」の、松の煤(すす)を染料とした松煙染の布もワンピースに。職人の高齢化や織元の廃業が進み、量産品ばかりが出回る昨今。藍木野の服は、手仕事に宿る本物の美しさを、現代に伝えています。

「久留米絣工房 藍木野」のアイテムを公式サイトでもっと見る→

浴衣地ならではのナチュラルな風合いと、味わい深い染め色を楽しむ

ワンピースともに21万6700円/ともに藍木野

江戸小紋の老舗「竺仙」の浴衣地を、普段着としても着られるワンピースに。伝統的な染め方の一つ「引き染め」による松煙染に手差しで彩色を加え、美しく可憐ななでしこや、オリエンタルな風情漂う大ぶりの楓を描きました。透け感のある綿100パーセントの生地は風通しもよく、軽やかな着心地。Aラインのシルエットが歩くたび、程よく優雅に広がります。

●お問い合わせ
藍木野
電話 03(3534)9445
URL:https://www.kobo-akino.com/

撮影/鍋島徳恭 

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