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漆の新しい魅力に出会える、気鋭の漆芸作家たち。日々の食卓に“個性”を

2022.05.09

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洋の東西を問わない会津玉虫塗。菊地遥香(Haruka Kikuchi)  冨樫孝男さんのもとでの修業を終え、独立して4年目。上品で凜とした作風に定評がある。人気作品の一つ「脚付酒杯 瓜実」(左)は、現在工房を構える会津で生まれた漆芸技法、玉虫塗を施したもの。技法名のとおり、光の当たり具合で玉虫の羽のように輝きが変化する。一方、錫粉を用いたブロンズ色の酒杯は、吉祥文様をあしらったエレガントな一品。「漆器を通して表現したいのは、自分がきれいだと思ったもの。そのために、日常の中で見つけるふとした自然の光景をスケ

洋の東西を問わない会津玉虫塗。菊地遥香(Haruka Kikuchi) 冨樫孝男さんのもとでの修業を終え、独立して4年目。上品で凜とした作風に定評がある。人気作品の一つ「脚付酒杯 瓜実」(左)は、現在工房を構える会津で生まれた漆芸技法、玉虫塗を施したもの。技法名のとおり、光の当たり具合で玉虫の羽のように輝きが変化する。一方、錫粉を用いたブロンズ色の酒杯は、吉祥文様をあしらったエレガントな一品。「漆器を通して表現したいのは、自分がきれいだと思ったもの。そのために、日常の中で見つけるふとした自然の光景をスケ

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