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寝ている間にシワができるって本当?いま話題の「睡眠老化」に黄金のナイトケアを

2021.03.24

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365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。記事一覧ゲストの一覧

【お悩み】夜にシワが増えている気がします


寝ている間にシワができるって本当ですか?枕が高いとシワになるのでしょうか。

【回答】いま話題の「睡眠老化」を説明します





回答者/近藤須雅子さん(美容ジャーナリスト)

朝と夜、活動的な日中の時間と夜の睡眠中では、身体の働きは細胞レベルで異なります。

睡眠中は皮膚の防御機能が低下して、エイジングが進んでしまう

特に、睡眠中は皮膚の防御機能が低下して、エイジングが進んでしまうことが。これが話題の「睡眠老化」です。

睡眠は日中に受けた心身の疲れやダメージを癒やし、回復させてくれるはず……確かにそうなのですが、回復に専念することでダメージへの抵抗力が弱まり、働きが疎かになることも。

睡眠の質が悪いと細胞レベルで低酸素状態に

ゲランの研究によると、睡眠の質が悪いと細胞にきちんと酸素が送られず、細胞レベルで低酸素状態になりがちだといいます。

横向きに眠っていると、下側になって枕に押しつけられた頬は、酸素の供給が不足しがちで、シワやくすみといったエイジングサインが現れやすいとのこと。顔の左右でシワやくすみに差があるときは、寝姿のクセをチェックしたほうがいいかもしれません。

昼間に抑えていた炎症は夜になると再燃しやすい

また資生堂は、昼間になんとか抑えていた炎症が、燠火(おきび)のようにくすぶり続け、夜になると再燃しやすいことを確認。

炎症の鎮静にかかずらって、本来、睡眠中に行うべきダメージからの回復や再生が進まず、エイジングの進行が加速しかねない、というのです。

運動不足で寝返りの回数が減って同じ姿勢で寝続けていたり、不規則な生活や夜になってもスマホやPCのブルーライトを浴びているライフスタイルは、睡眠の質を低下させ睡眠老化を招き入れることに。

先進の夜ケアアイテムの助けを借りるとともに、充実した眠りが得られる生活を心がけたいですね。

夜ケアアイテム

近藤須雅子/Sugako Kondo

美容ジャーナリスト。京都生まれ。女性誌・美容誌をはじめ、多数の媒体で美容記事に携わり、35年以上にわたり最前線で活躍。趣味は着物、美術鑑賞など。
【連載】365日美と健康のお悩み相談室
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