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人前で緊張すると言葉を噛んでしまう。そんなあがり症を克服する「舌引っ張り」

2021.03.21

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365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。記事一覧ゲストの一覧
365日美と健康のお悩み相談室

【お悩み】大事な場面で言葉を噛んでしまう


人前で発表するプレゼンなどの大事な場面で緊張してしまい、毎回、言葉を噛んでしまうのが悩みです。

【回答】緊張した舌を“舌引っ張り”でリラックス


自身もあがり症を克服した経験を持つメンタルボイストレーナーの司 拓也さんによると、「言葉を噛んでしまうのは、緊張で体が硬くなり、舌にも力が入って滑舌が悪くなるのが大きな要因と考えられます」とのこと。


そんな緊張した舌をリラックスさせる「舌引っ張り」を、司さんの著書『スピーチもプレゼンも怖くない!人前であがらず話せる「1分声トレ」』よりご紹介します。

舌をつかみ、やさしく引っ張ります

「滑舌と舌の位置は密接で、滑舌の悪い人は、口を閉じているときに舌の先を下の歯の裏に付けていたり、舌の根元が奥に引っ張られたりしていて、舌が回らず、のどがしまって声が出にくくなっています。ふだんから口を閉じているときは、舌を上あごに張り付けておくと、第一声が出やすくなります。

緊張する場面では、のどの奥で縮んでいる舌をやさしく引っ張り出してあげましょう。舌がリラックスし、のども開きます」(司さん)

舌引っ張り



ハンカチやガーゼなどで舌をつかみ、前、左、右と各15秒、やさしく引っ張る。

舌を直接引っ張るだけの簡単な方法です。このとき、痛みを感じるほど強く引っ張るのはNG。軽く引っ張るようにしましょう。

舌がこわばっていると表情も悪くなる

また、舌の緊張は、表情にも表れるそう。

「緊張しているときは、舌がこわばって、下に引き下げられているイメージ。その分奥へ引っ張られてのどがしまってしまいます。正面から見ると口がへの字にゆがんでいるように見えます。

反対に、リラックスしているときは、舌はのびて上あごについている感じ。正面から見るとうっすら口角が上がっていて、表情もリラックスしているように見えて好印象になります」(司さん)

あがり症は心の問題ではなく、声を変えることで克服できるとのこと。ぜひ試してみてください。

司 拓也/Tsukasa Takuya

メンタルボイストレーナー、声・あがり症改善士、ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ校長。声だけでなくメンタルから体の不調までを整える、オリジナルの「声トレ整体」を通じて、あがり症、話し方の悩みを解消するメソッドを確立。1回のレッスンで解決するその手法は、受講者から「司マジック」「ボイトレ界のブラックジャック」ともよばれる。ホームページ:http://voice-amatomusica.com




イラスト/umao 編集協力/山岸美夕紀
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