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[IWC]本物は時を越えて。鎧塚俊彦さんと川島なお美さんの「心をつなぐ時計」

2020.12.01

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日本にパティシエという存在を知らしめた先駆者、鎧塚俊彦さんの腕に、優しく、それでいて毅然と寄り添っているのは「IWC」の腕時計。“職人気質”のよき理解者、妻である女優・川島なお美さん亡き後にそっと届けられたサプライズの時計には、美しき物語がありました。

シャフハウゼンで培われた、職人魂を思い起こさせる時計




空気を含んだサクッとしたパイ生地を重ねた「ミルフィーユ・オ・フレーズ」は、トシ・ヨロイヅカ創業時からの人気メニュー。おいしくいただく秘訣は、最初に思い切りよくナイフを入れること。鎧塚さん曰く、なお美さんは「大胆にナイフを入れて、実に気持ちよく食べていた」とのこと。

日本のパティシエの第一人者である鎧塚俊彦さんが、最初の海外修業の地に選んだのは、IWCの本社があるスイスの小さな町、シャフハウゼンでした。




鎧塚俊彦さん(よろいづかとしひこ) 「トシ・ヨロイヅカ」のオーナーシェフ。おいしく安全な食材を自ら作りたいという発想で小田原や南米のエクアドルに「Toshi Yoroizuka Farm」の運営も実現させている。2階にサロンも完備した「トシ・ヨロイヅカ東京」も好評。

パティシエとしての技を磨き続ける日々の中で、師匠であり、地元の名士でもあったエルマティンガー氏の腕、そして同世代の修業仲間の腕にも、あるアイテムが渋く輝いていることに気づきます。

無骨なまでにシンプルで、時間が見やすく、それでいてとても美しいIWCの腕時計。通勤の道にあるIWCのウィンドウで、それがとても高価なものだと知りますが、同世代の友達はお祖父さんから譲り受けるなどして20代から、ごく当たり前に愛用していると聞き、さらに感動。

誇りをもって精緻に作られたものが時を超えて何代にも受け継がれていく――、職人技の真髄のようなものを、町全体から体得したのだといいます。

「それこそ毎日ウィンドウを眺め、いつかは僕も、と思い続けていましたね。7年越しくらいになるでしょうか、スイスからベルギーやパリと地を変えて、いよいよ日本へ帰国するという時に、シャフハウゼンのあの店へ赴き購入した『ポートフィノ』が僕にとって最初のIWCです。

シンプルに時を刻む、その当たり前の本質を保ち続ける“時計のような職人”であり続けたいと心に誓っての購入でした」。

本質を見極める審美眼で人生を豊かに愉しんで




右(女性用)・インデックスには12個のダイヤモンドもあしらわれて。時計「ポートフィノ・オートマティック 34」(RG×ダイヤモンド、ケース径34ミリ、アリゲーターストラップ、自動巻き)142万4500円 左(男性用)・ムーンフェイズ表示など3つのサブダイヤルを搭載しながらもとてもスマート。時計「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 42」(SS、ケース径42ミリ、アリゲーターストラップ、自動巻き)257万4000円/ともにIWC

時計には、正確な時を刻み続ける精緻な職人技、つまり“本質主義”に重きを置く価値観を、鎧塚さんと川島なお美さんはご夫婦で共有されていました。

IWCの「ポートフィノ」や「ポルトギーゼ」の端正な美しさは、永く使える魅力に溢れています。
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