濱田 岳さんと水川あさみさんが『喜劇 愛妻物語』で最高（!?）の夫婦に！

写真撮影時もインタビュー中も、終始和気藹々。スタジオに笑い声が響き渡ることが多々あった、素敵なコンビ・濱田さんと水川さん。

——濱田さんの中では、そんな大変なことなっていたんですね（笑）。

水川：あーおかしい。それはそれで忙しかったね（笑）。
濱田：忙しかった。うやむやって何？と思いながら（笑）。
水川：（笑）。私のほうは、今までこらえていたものだったり、我慢していたものがこう……。今まできっと離婚するとか別れるとか散々思ってきてただろうけど、ホントにそれをちょっと本気で一歩手前まで考えたのがあのシーンだと思っていたので、泣くっていうことに関して感情を持っていくのは、私のほうがたぶんわかりやすかったと思うんです。だけど、こんなにも感情的に、今までないぐらいに突き放そうとしている、ここにきてまで丸め込もうとしているコイツなんなの!?と思ったら、もう笑うしかなかったですね。

濱田：（笑）
水川：それはシナリオどおりではあるけれども、私の感情としても「そのとおり！」っていう感じでした。そのときの豪太の顔、必死だったから。今でも忘れないもん。
濱田：（大笑）
水川：泣きながら、ホントにヘラヘラして……。あの顔されたら、笑うしかない。ホントに腹が立つけど。っていう感じでしたね。

——では最後に、これから映画をご覧になる方にメッセージを。

濱田：こんな夫婦だけど、一生懸命は一生懸命で。その一生懸命さが滑稽で笑えるというか。喜劇って謳っているし、他人の夫婦のドタバタを堂々と覗いて、笑ってもらえる作品だと思うので、安心して。決して重い作品ではないので。
水川：それ、めっちゃ言うじゃん（笑）。
濱田：（笑）。劇場に戻る第一歩としてはもってこいな気楽な、だけどちょっと夫婦生活がある人にはいろいろな見方ができる楽しい作品だと思うので、劇場で観てほしいなと思います。……ま、別に家で観てもいいんですけどね。
水川：おい！　おい、おい!!　……ま、いっか（笑）。
濱田：ま、いっか（笑）。
水川：ホントに夫婦の形って100組いれば100通りあって、みんな違ってみんないいって感じだと思うので、楽しんでもらえたらうれしいですし、男の人と女の人で捉え方が全然違うんだろうなと思うんですよ。だから、ご夫婦で観に来てもらって、意見の交換をしながら楽しんでもらえたらなと思います。