“法廷もの”の傑作『十二人の怒れる男』に溝端淳平さんが出演

出演する全5回のNHK BSプレミアムドラマ『すぐ死ぬんだから』が、2020年8月23日にスタート。「面白い役をやらせてもらってます」と溝端さん。毎週日曜22時～22時49分、全5回放送予定。

――現在、31歳。30代をどんなふうに過ごしたいですか？

「以前は、こういうふうにやっていきたいなという漠然としたイメージがあったんですが、最近、目の前のことをとにかく精一杯やって、身近にいる人を大切にして、毎日、明るく楽しくいようと思うようになりました。今の未曾有の事態だって、1年前は想像もしなかったことだし、この先何があるかわからないですからね。もちろん今も、こうしたい、ああしたいという理想とか願望はあります。でも、それは自分の中だけにしっかり持っていればいい。いろんなことに過敏になって、ちょっとしたことにもストレスを感じる方が多い今の世の中だからこそ、なるべく平和に笑顔で過ごして、周りの人も笑顔にできればなと」

――『十二人の怒れる男』への意気込みを込めつつ、読者の方にメッセージをお願いします。

「舞台のいちばんの醍醐味は、生で伝わる空気感。観る、聴く、というよりも“感じる”のが舞台なのかなと僕は思っています。『十二人の怒れる男』は、その醍醐味を存分に味わえる作品。陪審員8番の堤 真一さん、陪審員4番の石丸幹二さんをはじめ、百戦錬磨の方ばかりで、確実に見応えあるものになると思いますし、客席の真ん中にステージが組まれるそうなので、空気感をより体感できると思います。正直、僕が観たいです(笑)。そんな作品に参加できるありがたさ、この大変な時期に舞台に立てるありがたさを感じつつ、全力でやらせていただきます。ぜひ生で、お芝居のよさを体感していただけたら嬉しいです」