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専門家に聞く!新型コロナウイルス感染症と共存するための「新・日常習慣」

2020.08.19

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感染しやすい状況を避けること。場に合わせた対応でリスク管理を


「歴史を振り返ると1918年から始まったスペイン風邪の流行は、第1波より第2波のほうが感染者や死者が多かったことがわかっています。気を緩めるわけにはいきません」と今井先生。

秋からと予測される第2波はさらに感染が拡大


新型コロナウイルスの仲間である風邪のコロナウイルスは夏には検出されにくく、秋に増えることが知られていて、新型コロナウイルスが同じような性質を持つとすれば、第2波は秋に来ると予想されています。

「新型コロナウイルスと気温や湿度との関連はまだ不明な点も多いのですが、秋以降は気温が下がって人々が屋内で過ごすようになり、人との距離が縮まる環境ができやすいうえ、換気の回数も減るため、感染リスクが高まるのは確かです」。


もう1つ、やっかいなのが同じ時期に通常の風邪やインフルエンザも流行し、新型コロナウイルス感染症との判別がつきにくくなることです。

「発熱した患者さんが増えて医療現場が混乱し、医療機関内での感染リスクも高まります。今年は新型コロナ対策による手洗いやマスクなどの効果もあったのか、インフルエンザ患者が少なかったのですが、たとえ予防対策をとっていてもこれらの感染症は一定程度発症するでしょう」。

また、自粛解除によって、これまで感染者が少なかった地域へも人が移動し、感染は拡大します。さらに海外との往来が少しずつ再開されると新型コロナウイルスの変異株が入ってくる可能性も考えられます。

「第2波が来たときには、第1波のときのようにクラスター対策を行い、感染者数が増えてくれば社会活動を抑える、そしてまた感染者数が減れば活動を再開するという調節を繰り返しながら、感染の拡大を防いでいくことになると予想します」。

新型コロナウイルスの感染ルートは、手などを通じて口・鼻・目に入る接触感染、咳やくしゃみなどによる飛沫感染ということがわかっており、さらに飛沫が乾いてウイルスが混ざった状態で漂うエアロゾルを吸った場合にも感染する可能性が濃厚です。

また、無症状の人が感染させるケースも多いこと、回復後も呼吸器などに後遺症が残りやすいことも明らかになりました。

「感染が成立するのは、感染源、感染ルート、感染を受ける人の抵抗力という条件が揃ったときです(下の図参照)。」

新型コロナウイルスに感染する3つの条件

『企業のための新型コロナウイルス対策マニュアル』(和田耕治著、東洋経済新報社)を参考に作成

「こういった点から考えると、やはり密閉・密集・密接の3密を避けること(下図)、マスク着用、手洗いやアルコール消毒、そして体調を整えることはこれまでと変わらず重要です」と今井先生は強調します。

避けるべき3密
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