カルチャー&ホビー

日本人宇宙飛行士が次々と宇宙へ。人々の夢が大きく膨らんだ「平成」

2020.07.21

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デジタル化、グローバル化の時代へ「平成遺産」 第3回(全7回) アナログからデジタルへ、ハードからソフトへ──21世紀の幕開けと歩調を合わせるかのように、デジタル化の波がグローバルな潮流として押し寄せ、私たちの生活を根底から一変させていきました。スマートフォン、GAFA、インターネット、人工知能(AI)、IoT(モノのインターネット)......暮らしの隅々までデジタルが入り込み、決して手放せないものになりました。モノの豊かさを背景とする昭和30年代の変革を「生活革命」の時代と呼ぶならば、平成は情報技術の革新が続いた「デジタル革命」の時代。平成時代は、デジタルによる生活のソフトウェア化が、豊かさと結びついた時代でした。前回の記事はこちら>>

著名人と考えた「平成遺産」


平成の世になってバブル経済が崩壊。その後、デジタル革命、震災などさまざまな出来事が起きました。新しく生み出された時代の象徴を挙げながら、約30年の平成という時代を振り返ります。

宇宙へ飛び立つスペースシャトル〔宇宙へ飛び立つスペースシャトル〕平成10年10月29日、日本人女性初の宇宙飛行士・向井千秋さんを乗せて発射したスペースシャトル「STS-95/ディスカバリー号」。生命科学や宇宙医学の実験が行われた。写真/Science Photo Library・アフロ

【宇宙】
スペースシャトルと日本人宇宙飛行士



平成4年、日本人として初めて毛利 衛さんが宇宙に飛び立ちました。まさに平成に入ってから大きく動きだした宇宙ビジネス。続く、日本人宇宙飛行士たちも話題となり、人々の宇宙への夢が一気に膨らんだのです。

向井千秋さん〔向井千秋さん、初めて宇宙へ向かう〕平成6年7月8日、スペースシャトル「STS-65/コロンビア号」に乗り、初めて宇宙へ飛び立った向井さん。宇宙空間でのメダカのふ化など80を超える科学実験に取り組んだ。写真/Science Photo Library・アフロ

「#平成遺産」の記事一覧
本誌が考える【平成遺産】とは、平成時代に生み出されたもの、もしくは平成時代に広く一般に親しまれたもので、次世代へ継承したいモノ、コト、場所を指します。
『家庭画報』2020年8月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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