人気スタイリストの“ワードローブの一軍選手”！ ラルフ ローレンのデイリーウェア

「ポロ ラルフ ローレン」の
鮮やかカラーは唯一無二

「ポロシャツは、小さめのサイズを選ぶのが基本。ゆるっとしたサイズを選ぶとスポーツウェアに見えてしまうので注意して。ポロシャツは普段あまり着ないビビッドな色を遊び感覚で取り入れるのにぴったりのアイテムだと思います」。ポロシャツ ホワイト、ポロシャツ　ピンクほか　各1万5000円／すべてポロ ラルフ ローレン（ラルフ ローレン）

ラルフ ローレンは、テイストにより、いくつかのブランドに分かれていますが、今回は、私が日常着として愛用している「ポロ ラルフ ローレン」についてご紹介します。


このブランドで私がとても気に入っているのが、色使い。特に鮮やかな色味の表現が絶妙で、普段あまり色ものを着ない私でも、このブランドのビビッドカラーは「着てみたいな」という気持ちになるのです。年齢を重ねると、なかなか肌に映える鮮やかなトーンの服に出合えないので、夏は華やかな色が着たい！と思っている方は、是非チェックしてみてください。

例えば、冒頭でご紹介した、私が3～４年前に購入したリネン100％のシャツは、どうしてもこの色が欲しくて、思わず2色買いしたほど気に入ったもの。白いワイドパンツやライトグレーの細身のパンツと合わせて、デイリーに着ています。特に夏は、こういう鮮やかな色を着ると気分がぐっと上向きますよね。

大人のポロシャツは
カジュアルに着ないこと

次に「ポロ ラルフ ローレン」を代表するアイテムのひとつである、ポロシャツ。豊富にカラーバリエーションが揃っているので、迷い世代の女性には、是非気分の上がる華やかな色を着こなしてほしいと思います。クレリックシャツのようなイメージで、内側に白を着て顔まわりを明るくし、外側に鮮やかな色を着る2枚重ねもおすすめです。

ただし、迷い世代の場合は、「ポロシャツをいかにカジュアルに着ないか」を心がけるべき。

大人のポロシャツの着こなしに大切なのは「カジュアルに着ないこと」とおおさわさん。「素材の質感ももちろんですが、パールのネックレスを合わせたり、ベルトをポイントにしたり小物をゴールドにしたりすると、洗練されたスタイルに仕上がります」。ポロシャツ1万5000円　リネンカーディガン2万8000円　リネンパンツ3万2000円／すべてポロ ラルフ ローレン（ラルフ ローレン） ベルト、ネックレス（おおさわさん私物）

例えばジャケットを羽織ったり肩掛けにする、パンツのときはベルトに凝るなどして、大人ならではの着こなしを。写真でご紹介している、今季のトレンドカラーでもあるイエローのポロシャツなら、他を白でまとめたコーディネートにすると洒落て見えます。ポイントは、「鮮やかな色は小さい面積で使う」こと、「合わせるアイテムの質感にこだわる」ことの2つ。

強い印象のパキッとした色は分量を減らし気味にし、ボトムスを白にしてコントラストをつけると涼し気に見えます。また、ポロシャツ自体がスポーティなアイテムなので、全身をカジュアルにするのは避けて。ボトムスはデニムではなく、上質なコットンやリネンなどを合わせることで、大人にふさわしい洗練された着こなしになるのです。

ラルフ ローレンは、上質な暮らしを自然体で楽しんでいる人が「いつもの服」としてさらりと着ていると本当に素敵。迷い世代を迎えたら、そんな風に自分のライフスタイルとファッションがリンクしていてこそ、“お洒落な人”に見えるのだと思います。

次回は、ラルフ ローレンの中でも、私が大好きなシャツについてご紹介します。

・第10回 ラルフ ローレンのシャツで 迷い世代は確実に“格好良くセクシー”になる！>>


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