バルセロナの大衆シーフード店「La Paradeta」。開店前から行列ができている人気店。
子連れ旅でも食べたい、諦めたくないシーフード料理 旅先、特に港町ではシーフードを食べたくなりますが、レストランで食べるシーフードはかなりの高級品。そのうえ、格式高い雰囲気のレストランが多く、小さな子ども連れで行くには気が引けますよね。そんなときには…… バルセロナの地元のお魚屋さん バルセロナといえば、地中海に面した港町。ということで、シーフードが食べたくなります。子ども連れでも楽しめる！と伺い、サグラダファミリアの近くにある「La Paradeta」へ。 そこは魚屋さんがやっているセルフサービスの大衆シーフード店でした。新鮮な魚介類が気軽に食べられ、子ども連れでも美味しく楽しめました。 
店内の陳列棚にはえび、いか、たこから貝類までぎっしりと並べられている。量り売り方式。
バルセロナで大人気の大衆シーフード店 店に入るなり、大きな陳列ケースに魚や貝などのシーフードがこんもりと盛られています。自分の好きなものを指さして、欲しいグラム数を伝え、グリルかフライかボイルか好みの調理法を伝えるだけ。あとは渡された札の番号が呼ばれるまで待ちます。 10分程して番号が呼ばれると、シンプルな下味をつけてグリルされたシーフードが出てきました。最後に好みで、パセリソースをかけてもらいます。 
Laparadeta料理。手長えびとあんこうのグリル。下味が中までしっかりついていて、グリル加減も絶妙。
下味がしっかりついているので、中まで美味しく、グリル加減も絶妙。手長えびやロブスターなど、夢中で食べました。日本ではあまり見ない「Berberechos」という赤貝も13ユーロ/kgと格安なうえ、止まらない美味しさ。あんこうの切り身もあり、こちらは同じくグリルにしたのですが、少し身に弾力があって堅かったのでフライにするべきだったかもしれません。 このお店、その他のメニューはサラダとスープ程度で、手の込んだ料理はありません。でも、シンプルで安くて美味しいシーフード店ということで、ランチタイムも、ディナータイムも大混雑。少人数の客より、4人以上のグループで来店して、テーブルを囲んでワインを飲みつつ、えびやいか、貝類を食べつつ談笑している地元の方々の姿が多くみられました。 
「Berberechos」という赤貝の仲間。小さな貝だが、手頃な値段で美味しい。
