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正しく知って適切に対応する。新型コロナウイルス感染症の特徴や気をつけるべきこと

2020.05.20

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感染予防には「密閉」「密集」「密接」を避ける


Q.感染予防で最も重要なことは何ですか。


A.飛沫や接触による感染を防ぐために「密閉」「密集」「密接」の3密を避けることです。

後は手洗い、顔を触らないこと。普段から健康レベルを上げておく、また持病のある人は治療を続けて持病を悪化させないことも大切ですね。


風邪の症状があれば、マスクをしてください。

「感染する」「感染させる」を防ぐには「“3密”を避けること」が重要


3密を避ける

バーやカラオケのような狭い閉鎖空間、イベント、近距離での会話は感染の高リスク。「人と人の接触を断つことで大規模な流行を阻止できる可能性があります。ですから、健康であっても“3密”を当面避けていただきたい。自宅で食事して、夜には出かけず、近所に散歩に行くといった生活を」(大曲先生)。

新型コロナウイルス感染症の経過


新型コロナウイルス感染症の経過

Q.自分や家族が感染したかもしれないときはどうすればいいですか。


A.新型コロナウイルス感染症は上図のような経過をたどります。風邪のような症状で軽症ならばまずは3〜4日は様子を見ます。市販薬を使ってもかまいません。

医療機関にすぐに行くと感染したり、感染させたりするかもしれません。

通常、風邪は発症してから3〜4日で症状がピークを迎え、その後、だんだんよくなってきます。新型コロナウイルス感染症はそのピークがなく、だらだらと症状が続きます。

ですから、5日目にまだ熱があれば感染の可能性がある、というのが目安です。

私の師匠の故・日野原重明先生は平熱+1度になれば微熱で、要注意とおっしゃっていました。

ただ、咳や呼吸困難はそれまで軽症でも数時間で急激に悪化することがあり、危ないと思ったらすぐに都道府県の「帰国者・接触者相談センター」などの相談窓口、近くの保健所に電話してください。

Q.家族の感染、あるいはその疑いがある場合、うまく家で看られるかが心配です。


A.新型コロナウイルス感染時の家族の対応は、部屋を分けるなどして距離を取る、換気をする、ドアノブやトイレを拭いて消毒する、タオルを分けるなどノロウイルス感染とほぼ同じです。

厚労省のホームページの「ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合家庭内でご注意いただきたいこと〜8つのポイント〜」(こちらのページ参照>>)が参考になります。

世話をする人自身の重症化リスクが高いときは知人や自治体などに支援してもらうほうがいいでしょう。

Q.どんな検査がどのような目的で行われているのでしょうか。


A.新型コロナウイルスの検査には、PCR検査と抗体検査があります。

PCR検査は喉や鼻のぬぐい液の中のウイルスの遺伝子の有無を調べる検査、抗体検査は体液中のウイルスの抗体の有無を調べる検査です。前者はウイルス側、後者はヒトの免疫反応を対象としています。

ちなみに、インフルエンザの感染の有無を調べるのに使われているのは後者の抗体検査です。PCR検査も抗体検査も100パーセントの精度ではなく、感染しているのに陰性と出ることもあります。

新型コロナ感染症の診療は、重症化する人、亡くなる人を減らすのがゴールです。ですから、検査は治療が必要なリスクの高い人を拾い上げるために行われます。

これまでクラスター(感染者集団)やその周辺に属していた、「3密」にいたなどの条件から感染リスクの高い人を集中的に検査してきました。

今後、感染源が不明な患者さんが増えたとしても、無症状の人を含めてすべての人を検査することはありません。
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