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【病院長インタビュー】開院100年を迎える「慶應義塾大学病院」が切り拓く新しい医療

2020.09.09

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AIを積極的に取り入れた新しい医療のカタチを発信


また、2018年度には内閣府の「AI(人工知能)ホスピタルによる高度診断・治療システム」プロジェクトのモデル病院に選出され、既存の診療システムと連動させながら全科を挙げてAI化に取り組んできました。

AI技術」を応用した医療の効率化・自動化を検証

〔「AI技術」を応用した医療の効率化・自動化を検証〕AIホスピタルの実証実験では、自動配送ロボットを利用して薬品・医療材料・検体などを運搬し物流改善の効果を検証。写真提供/慶應義塾大学病院


「究極の患者サービスとは、医師や看護師などメディカルスタッフが患者さんとしっかり向き合うことだととらえています。そのために自動化できる業務はAIに任せる。

さまざまな実証実験で人間とAIの棲み分けを創出している段階で、近い将来、スタッフの負担を減らし、患者さんに寄り添う“新しい医療のカタチ”を当院から発信していきたいです」と北川先生は意欲的です。

そして今年はオリンピックイヤー。メインスタジアムである新国立競技場に最も近い医療機関として、大会中はスタジアムで活動する救護班に救急科の医師や看護師を派遣することに加え、テロなどが起こった際には負傷者を受け入れる後方支援の役割も果たしていきます。

英国オリンピック委員会・パラリンピック委員会のメンバーの合同セミナー

〔「東京オリンピック・パラリンピック」の医療支援に向けて情報を収集〕ロンドン大会の知見を得るために英国オリンピック委員会・パラリンピック委員会のメンバーを招聘。合同セミナーを開催し活発な討議を行った。写真提供/慶應義塾大学病院

「1964年大会を経験した先輩たちの助言もいただき、どのような事態にも対応できる医療チームを作りました」と北川先生。

オリンピックを境にハード面をさらに充実させる計画も進んでいる慶應義塾大学病院。先導者精神を原動力に次の100年に向かって歩み続けています。

慶應義塾大学病院「次の100年へ」

〔次の100年に向けて〕自分たちの医療・サービスに足りない部分を見直して次の100年に向かうため、第三者からの評価を受ける“見える化運動”に積極的に取り組んでいる。
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