希少なハナミズキを涼しげなブーケに。友人から新郎新婦へ「おめでとう」の贈り花

4月22日の贈り花

ハナミズキを涼しげなブーケにして贈る

サクラが終わると、次に街路や公園を華やかにしてくれる花木がハナミズキです。4月中旬から咲き出しますが、その時期には切り花でも少量の出回りがあります。それを逃さずにキャッチしました！　淡いクリーム色の4枚の花びらのシンプルな花形が個性的で、ぜひ使いたいと熱望していた花木です。

では、何に使いたいかというと、友人が主宰する「結婚を祝う会」で、友人一同が新郎新婦に贈るブーケです。新郎新婦にとっての記念日を、季節感のある特別な花とともに記憶に残してほしいと思ったからです。


新郎新婦はとてもおしゃれでセンスのよい方と伺い、ハナミズキという珍しい花材も喜んでいだたけるのではないかと思いました。

ハナミズキのさわやかさを生かすために、花色は白と緑色のみとし、ストライプ柄がしやれたパフィオペディルム、明るい緑色のアジサイとアップルミントを加えました。クールでありながらエレガントさも感じられるブーケに仕上がったと思います。花のサイズがまちまちのハナミズキが、ナチュラルな雰囲気も醸し出しています。

ハナミズキは街では見慣れた花ですが、切り花で見るとまた新鮮に感じられませんか? 出回り時期が短いので、花屋さんをこまめにのぞいて、見つけたらぜひ入手してご自身でも楽しんでみてください。

【使用花材】
ハナミズキ
パフィオペディルム ストライプグリーン
アジサイ サマーグリーン
アップルミント

贈り花のヒント
贈り花が素敵な思い出として記憶に残るとうれしいなといつも考えています。贈る相手の方の大好きな花や色を使うのもひとつの手ですが、季節感を強く感じさせる花というのもインパクトがあると思います。

例えば今回の贈り花は、毎年ハナミズキが咲く季節になると、「ああ、お祝いの会でハナミズキのブーケをもらったなー」と思い出していただけるのではないかと思います。あえて、出回り期間が短い珍しい花を選ぶと希少価値が高く、より印象に残ります。季節の枝もののほか、房スグリや色づいたブルーベリーなどの実ものもおすすめです。

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