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世界ベストホスピタルにも選出。日本を代表する名病院・東京大学医学部附属病院が掲げる「患者ファースト」

2020.02.26

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ここがすごい!
東京大学医学部附属病院 注目すべき3つのポイント


1.世界のベスト10病院に選出
2019年3月、米国の週刊誌『ニューズウィーク』は世界11か国の医療機関を対象に「世界ベストホスピタル」を発表。東京大学医学部附属病院は世界第8位に選出されました。国内の医療機関で10位以内に入ったのは同大学病院のみです。

2.「患者ファースト」の医療を実践

「当院が最も大切にしているのは、医療の実践において患者さんの意思を尊重することです」(瀬戸病院長)。院内に“ご提案箱”を置き、患者や家族が治療やケア、サポートを受けて感じたことなどを、いつでも受け付ける体制を整備しました。

3.患者が安心して退院できる体制を構築
医療政策により入院日数が短くなる中、退院後も継続して最適な治療が受けられるよう患者の自宅に近い医療機関と連携してサポートを行っています。東京大学医学部附属病院の連携医療機関は首都圏を中心に約560施設に上ります。




名医の素顔にフォーカス


東京大学医学部附属病院 病院長の瀬戸泰之先生東京大学医学部附属病院 病院長 瀬戸泰之先生

Q リフレッシュ法は?

夕飯に妻の手料理を食べながらビールを飲むこと。秋田に暮らす妻の母がじゅんさい、山菜、ハタハタなど地元の食材を送ってくれるので、それを使った郷土料理が楽しみです。

Q 医師を目指した理由は?

父も外科医で、総合病院を経営していました。幼少期には手術室の片隅にあった浴室で父と一緒によく風呂に入ったものです。消毒のにおいも平気でした。

高校生のとき、法学部を目指していた時期もありましたが、文系が苦手で教師から理系への進学をすすめられ、医学部に入りました。ごく自然な流れであったと思います。

外科医となり上部消化管(特に食道)を専門にしたのは、研修医時代の友人に「瀬戸は上部消化管が合っている」といわれたからです。雑談中の出来事でしたが、友人の一言がなければ、この道に進んでいなかったでしょう。

Q モットーは?

「よりよい手術で治すことを目指す」です。食道がんや胃がんの手術は治癒と引き換えに機能障害を作り出します。だからこそ、できるだけ侵襲性の少ない手術法を開発していかなければならない。これは大学に籍を置く外科医の使命です。

当院では「NEWS」と呼ばれる局所手術法を開発し、胃がんの全摘術は全体の5パーセント程度になりました。

東京大学医学部附属病院

Information

東京大学医学部附属病院

東京都文京区本郷7-3-1

  • ■受診について 原則予約制。受診を希望する場合は、かかりつけ医などによる紹介状が必要。紹介状がない場合は、選定療養費として8250円の実費がかかる。受診の詳細については、病院のHP「ご来院の皆様へ/予約方法」をご覧ください。
取材・文/渡辺千鶴 撮影/八田政玄

『家庭画報』2020年3月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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