• TOP
  • 海外
  • フランスは村の数だけチーズがある!? 店主のこだわりが光る、パリで話題のチーズ専門店

海外

フランスは村の数だけチーズがある!? 店主のこだわりが光る、パリで話題のチーズ専門店

2020.02.06

  • facebook
  • line
  • twitter

2.タカ・エ・ヴェルモ・アルティザン・フロマジェ




お客さんからの注文に応じて作るチーズプレートの例。

本物だけを集め、オリジナルのテイストも追求


賑やかな商店街の真ん中に、すっきりと明るい雰囲気のお店を構えているのは、2人の名字を店名としている、ロールとマチューというカップルです。デザイナー出身で日本人の父を持つロール・タカハシとワイン業界出身のマチュー・ヴェルモレルが出会ったのは、転身後のチーズ業界で修業中のとき。




お店は商店街の道に向かって開かれており、入りやすい雰囲気。

有名店で腕を磨き2人で店を開こうと決め、夏のバカンスを利用してフランス中の、さらにはヨーロッパの国々のチーズの産地に、生産者を訪ねる旅に出ました。そうしてじっくり選んだ、作り方も味も納得のチーズばかり150種以上を集めたお店は、開店して4年経った今、パリでも人気のチーズ店となりました。

お店の界隈だけでなくパリ中の常連客が多いのはもちろんのこと、ミシュラン星付き店も含む、数々のレストランに卸しているのも、業界での評判の表れです。



ノルマンディーの「ポン・レヴェック」は数十年前から同じ製法とパッケージ。作り手は今65歳で後継者がおらず、いつまで続けられるかは残念ながら時間の問題とのこと。

チーズは地下のカーヴで熟成し、ちょうど食べ頃になったもののみが店頭に並びます。昔ながらの製法を守っている農家から仕入れたポン・レヴェックやエポワスなどは、熟成のタイミングを見極めた絶妙な濃さの味わい。今まで食べていたのはなんだったんだろう、と目を開かされるようです。



ブリーチーズにマロングラッセとそば粉を挟んだオリジナル。1kg38€。他にも蜂蜜とアーモンド入りなど、ブリーチーズのオリジナルは色々。

ブリーチーズにマロングラッセと蕎麦粉を挟んだものや、セミハードタイプのサン・ネクテールの山椒フレーバーなど、日本の味覚を取り入れたオリジナルも人気。日本酒とチーズの組み合わせを提案するイベントなどにも参加しています。



グリュイエールチーズに車馬草(クルマバソウ)をつけて香りをつけたオリジナルチーズ。紫蘇のような甘みと爽やかな香りがやみつきになる。1kg38€50。

TAKA & VERMO Artisans Fromagers
(タカ・エ・ヴェルモ・アルティザン・フロマジェ)


61 bis rue du Faubourg Saint-Denis 75010 Paris
電話 +33 (0)1 48 24 89 29
営業時間 9時30分~14時、15時30分~20時30分(土曜9時30分~20時30分、日曜9時30分~13時)
定休日 月曜
https://www.facebook.com/takavermo
  • facebook
  • line
  • twitter

12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2024 / 04 / 29

他の星座を見る

12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2024 / 04 / 29

他の星座を見る

Keyword

注目キーワード

Pick up

注目記事