メダリストやお仲間スケーターたちが集結。
髙橋選手の新たな旅立ちにエールを送った幸せな時間
「The Time Is Now」より。仲間たちとともに勇気を持って前へ進もう！というメッセージに胸が熱くなりました。オープニングからすでに興奮のあまり、あちこちで小爆発(大歓声)が起きる非常事態に。 写真／アフロ1月18日〜19日のプリンスアイスワールド広島公演も無事終わり、髙橋選手ファンの皆さんはようやく日常生活に戻りつつある頃かとは思いますが、「ICE EXPLOSION」の衝撃と興奮はそうそうすぐには冷めないはず。
毎年クリスマス時期に行われている「クリスマス・オン・アイス」的なショーをイメージして足を運んだのですが、いい意味で予想を裏切られました。ソロプログラムを多く揃えた第1部に対し、第2部のテーマは“Welcome to the Ice Dance World！”。髙橋選手の今まで、そしてこれからの道、を意識した構成のもと、繰り出されるプログラムの出来栄えはまさしく“EXPLOSION”＝爆発の連続。キンキンに冷えていることで知られる常設アイスリンクの会場が、いつもより寒く感じなかったのは気のせいでしょうか。熱気のおかげですね。
メリル・ディヴィスさん＆チャーリー・ホワイトさん、タニス・ベルビンさん(チャーリーの奥さまですね！)＆ベンジャミン・アゴストさん、ケイトリン・ウィーバー選手＆アンドリュー・ポジェ選手に、チン・パンさん＆ジャン・トンさん、荒川静香さん、鈴木明子さん、村上佳菜子さん、田中刑事さんといったお馴染みのスケーターたちが揃いましたが、なかでも大きな拍手で迎えられたのがミーシャ・ジーさんと村元哉中選手。
ミーシャ・ジーさんは、髙橋選手にとってシングル競技の記念すべきラストSP(ショートプログラム)である「The Phoenix 」のスケート振り付けを担当。ダンスインストラクターのシェリル・ムラカミさんとともに、最高に盛り上がる強烈なインパクトの作品を世に送り出しました。彼が代表として出場してきたウズベキスタンの国旗が多数はためく光景に、髙橋選手ファンの皆さんからの感謝の気持ちが伝わってきました。
そして、言わずと知れた村元選手は1月からアイスダンスへと転向した、髙橋選手のパートナー。第1部で、村元選手がソロナンバー「Feeling good」を披露したのですが、最後に髙橋選手も登場。観客の皆さんに村元選手のご紹介と顔見せを兼ねた、粋な演出でした。
