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誰もが愛する美しい花。トルコギキョウ、ラナンキュラス、バラの秘密をひもとく

2020.02.05

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並木容子さん作のラナンキュラスのアレンジ

テカテカと光沢のある薄紫色のラナンキュラス「ティーバ」、金茶色の「サティロス」(ともにラックス系)を中心としたアレンジ。モロッコ系のラナンキュラス、アネモネなどインパクトのある花を合わせて(作・並木容子)。

シルキーな光沢やスポット、ユニークな花形が心を摑む春の花
ラナンキュラス


旬は早春のちょうど今頃。ころんとした愛らしい形で、極薄い花弁が少しずつほころんで咲く姿に初々しさを感じる花です。その羽根のような繊細さと圧倒的な透明感にオドラントの二人も引きつけられたとか。


オドラント作のラナンキュラスのアレンジ

市場で色とりどりのラナンキュラスを目にし、アクセントカラーを用いた遊び心のある花合わせにと考えたとか。ダイヤモンドリリーやオンシジウムを加えて色と形で立体感を出します(作・オドラント)。

彼らは今回、紫色と黄色のコントラストに着目し、花芯をアクセントにした遊び心のある花合わせを見せてくれました。

豊かな色が揃うからこそ作れる立体感と、異なる形の花を配したことで際立ったラナンキュラスの丸み。新しい楽しみ方を予感させる花合わせといえるでしょう。

オドラント作のラナンキュラスのアレンジ

木陰の湿った苔の上にラナンキュラスを並べると、色の彩度が強調されて洗練された美しさが際立ちます(作・オドラント)。

ラナンキュラスの原種は光沢のある花弁の一重の花。店先で目にするそれとは結びつかない、素朴な花顔です。

切り花としては丸みを帯びた八重のかわいらしい花に姿を変えて登場し、他の花同様、主役花への模索が始まりました。

ラナンキュラス

長野県松本市の上條信太郎さんの手により大輪化、「ローヌ」「カルノ」の名を冠する華やかな姿に変化を遂げ、花好きの心を鷲摑みにしました。

そこに最近は今までにない魅力を備えた新顔が出現。それは花弁がキュッと詰まった「モロッコ系」や、原点回帰を感じさせる光沢のある花弁の「ラックス系」です。ともに育種を得意とする宮崎県綾町の草野修一さんが手がけたもの。

特にラックス系の原種を思わせる金茶色は、あえて春にシックな色を提案した新しい試み。どちらも昨今流行の野の花系アレンジによくなじみ、インテリアを選ばない適度なカジュアル感が好まれ、人気急上昇中です。

ラナンキュラス

(左から)アリアドネ(ラックス系)、ラックスハデス(ラックス系)、セティ(モロッコ系)、メリージャ(モロッコ系)

【ラナンキュラス】


キンポウゲ科ラナンキュラス属
和名:花金鳳花(はなきんぽうげ)
英名:ペルシアンバターカップ
原産地:地中海沿岸
出回り時期:10月~6月
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