ちょっとした羽織りものとしても活躍する総レースのコート。「レースの分量は多いですが、ボックスシルエットで、凛とした華やかさが印象的。イベントや、ちょっとしたパーティなどにも重宝します」。コート29万円／ミカコ ナカムラ（ミカコ ナカムラ 南青山サロン 電話03-6427-2435）レースで「甘くするか、辛くするか」
見極めないと野暮ったくなる
レースは一歩間違えると、セクシーに見えたり、若作りに見えたり、はたまたおばさんっぽく見えたりと、手ごわい素材でもあります。レースを取り入れることで、「甘く、女らしく」見せたいのか、それとも「辛口のアクセント」として強さを緩和させるために使うのか、目的をきちんと見極めて着ることが大事です。貫禄が出てくる迷い世代にとって、「優しい女らしさ」を上手に表現してくれるレースは、貴重な存在。甘辛バランスを考えながら、格好良くレースを着こなしてほしいと思います。
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スタイリスト
雑誌のほか、映画の衣装デザインや女優のスタイリングなどを幅広く手掛ける。着る人に合わせた的確なスタイリングやアドバイスは、多くの女優からも信頼を得ている。
価格は税抜きです。 撮影／大見謝 星斗 イラスト／大橋美由紀 編集協力／湯澤実和子
