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お重に盛り込み、家族で幸せを分かち合う。土井善晴さん直伝のお正月料理レシピ

2019.12.25

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ニの重

二の重


●ぶりのつけ焼き


【材料】

・ぶり 8切れ(1切れ約80グラム)

・漬け汁(醬油、酒 各1/2カップ)

【作り方】

(1)ぶりは半分に切る。漬け汁にぶりを入れ、30分~1時間ほど漬ける。途中で上下を返す。

(2)漬け汁をきり、熱した魚焼きグリルで両面焼き色がつくまで焼く。網の上に取り出して冷ます。

●梅にんじん


【材料】

・金時にんじん 3本
・梅干しと漬けじそ 150グラム
・二番だし 3カップ

【作り方】

(1)金時にんじんは皮を薄くむき、いもくり(丸く抜く道具)を使って小梅大にくりぬく。にんじん1本で18〜20個抜き取り、すり鉢に入れて水洗いする。水気をきった後、軽くこすりながら表面の凹凸を取る。

(2)(1)を鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて中火にかける。浮いてきたら引き上げ、流水にさらす。これを3~4回繰り返し、一昼夜かけてにおいを除く。

(3)鍋に(2)を入れ、二番だしを入れ、梅干しと漬けじそをほぐし入れる。20分煮て、そのまま冷まして味を含ませる。

●まながつおの西京焼き


【材料】

・まながつお 1尾(三枚おろし2枚)
・味噌床(西京味噌1.6キロ 酒1カップ 砂糖大さじ6)
・酒 適量

【作り方】

(1)味噌床の材料は混ぜ合わせておく。

(2)まながつおは食べやすくそぎ切りにする。

(3)バットに(1)の半分を敷き、ガーゼを当てて(2)を並べ、上にもガーゼを当てて残りの味噌床で覆い、そのまま2~3日漬け込む。

(4)まながつおを取り出し、皮目に浅い切り目入れる。グリルでゆっくりとこんがり焼き、酒を塗り、再び焼いて網に取り出して冷ます。

●黄金くわい


【材料】

・くわい 20個
・くちなしの実 1個
・A(だし汁2カップ みりん大さじ3 砂糖大さじ1 塩小さじ1)

【作り方】

(1)くわいは、六方むきにして水にさらし、あくを抜く。くちなしの実は殻を割りガーゼで包む。

(2)鍋に(1)を入れ、かぶるくらいの水を加えて中火にかける。くわいが黄色くなったらざるに上げ、水気をきる。

(3)別鍋にAを入れて火にかけ、煮立ったら(2)のくわいを入れ、落としぶたをして弱火で煮汁がひたひたの量になるまで(約25分)煮る。煮上がったら煮汁につけたまま冷ます。

●鶏肉の照り焼き


【材料】

・鶏もも肉 2枚(1枚300グラム)
・照り醬油(醬油大さじ5 みりん大さじ3 砂糖大さじ1)
・油 大さじ1

【作り方】

(1)鶏肉は余分な脂を取り除く。フライパンに油をひいて中火で温め、鶏肉を皮目を下にして入れる。皮目にしっかりと焼き色がついたら裏返し、身側は色が変わる程度にさっと焼く。

(2)(1)のフライパンにたまった油をキッチンペーパーで拭き取り、照り醬油の材料を入れてふたをし、ごく弱火で10分ほど蒸し焼きにする。

(3)(2)のふたを取って火を強め、照り醬油を煮つめて鶏肉にからめながら照りをつける。網の上などに取り出して冷ます。

●牛肉の八幡巻き


【材料(4本分)】

・牛もも肉薄切り(1枚30〜40グラム) 4枚
・ごぼう 100グラム
・油 大さじ1
・A(醬油大さじ2 砂糖、みりん、酒各大さじ1)

【作り方】

(1)ごぼうは洗って15センチ長さに切り、割り箸くらいの太さに4~6等分する。

(2)鍋に湯を沸かし、ごぼうを入れて5分ほどゆで、ざるに上げ塩少々(分量外)をして冷ます。

(3)牛肉を広げて(2)のごぼうを芯にして巻き、これを4本作る。

(4)フライパンに油を熱し、(3)を転がしながら焼き色をつける。焼き色がついたら油を拭き取ってAを入れ、ふたをして3〜4分弱火で蒸し焼きにする。ふたを取って火を強め、照りよく煮つめ、そのまま冷ます。

●穴子のうずら巻き


【材料】

・あなご(開き) 6尾
・うずら卵(堅ゆで) 6個
・小麦粉 適宜
・A(二番だし2カップ 砂糖大さじ2 みりん大さじ1)
・醬油 大さじ3

【作り方】

(1)あなごは皮のぬめりを包丁の刃先でしごいて取る。うずら卵は殻をむき、小麦粉をまぶす。

(2)あなごの皮目に茶こしで小麦粉をふり、うずらを芯にして巻いて、たこ糸で結ぶ。

(3)鍋にAを煮立て、あなご巻きを並べて落としぶたをして4〜5分煮る。醬油を加え、再び落としぶたをして弱火で煮汁が半量になるまで20〜25分煮る。いったんあなご巻きを取り出す。

(4)残った煮汁を煮つめて、あなご巻きを戻し照りよく仕上げる。そのまま冷ます。

●菊花かぶら


【材料】

・かぶ 5個(500グラム)
・合わせ酢(酢1/2カップ 砂糖大さじ1と1/2)
・赤唐辛子(小口切り)、塩 各適宜

【作り方】

(1)かぶは洗って2センチ厚さの輪切りにしてから正方形に切り、厚みの2/3に細かく縦横に切り目を入れる。全体に塩をふり水分を出す。

(2)20分ほどしてしんなりしたら水洗いする。切り込みと逆から十字に包丁を入れて4等分にする。

(3)ボウルに合わせ酢の材料を入れて混ぜ合わせ、(2)と赤唐辛子を入れて1時間以上漬け込む。

●いかイクラ和え


【材料】

・いか(上身) 200グラム
・塩(いかの3パーセント量)
・酒 1/4カップ
・イクラ(塩イクラ、たらこでも可) 適宜

【作り方】

(1)いかは薄皮をむいて縦4等分に切り、身の厚みに包丁の刃を横にすべらせながら2〜3枚にそぐ。そいだ身は細く斜め引き切りにする。

(2)(1)をボウルに入れ、塩、酒を加えて混ぜて下味をつけ、5時間以上おく。イクラを加えてあえる。

●鯛の昆布締め


【材料】

・鯛の上身(約1.5キロの鯛) 600〜700グラム
・昆布(15センチ長さ) 2〜3枚
・塩、酒 各適宜

【作り方】

(1)鯛は腹身と背身に切り分け、中央の小骨を取り除く。バットに塩をふり、鯛の皮目を下にして置き、身側にも塩をする。身の厚いところは多めに薄いところは薄めに加減し、2〜3時間おく。

(2)昆布は水につけて軽くもどし、1枚をバットに敷く。さっと酒で洗って水分を拭いた(1)をのせ、残りの昆布をかぶせる。

(3)(2)の上にラップを広げてバットをのせ、約1キロの重石をして3時間ほどおく。

(4)皮目に縦に浅い切り目を入れ、皮目を下に返して平造りにする。

●締めさごし


【材料】

・さごし 1尾(800〜900グラム)
・昆布(10センチ) 1〜2枚
・三杯酢(米酢1カップ 砂糖大さじ3 塩、薄口醬油各小さじ1)
・塩、酒 各適宜

【作り方】

(1)さごしは三枚におろしてバットにのせて塩をする。バットを傾け、3時間おいて身をしめる。

(2)(1)を酒でさっと洗って昆布ではさんでバットに入れ、三杯酢を注ぐ。上にラップを広げてバットをのせ、1キロの重石をして30分ほどおく。

(3)(2)の水気を拭き、骨抜きで小骨を抜いて八重造り(軽く切り目を入れて切り離す)にする。
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