
鉄道ファンでなくともハッとする上質なえんじ色(通称、古代漆色)をまとった車両は、デザイナーの水戸岡 鋭治(みとおか えいじ)氏の手によるもの。全7両編成です。
福岡市内に店を構え、“博多前寿司”の名店として全国の食通が通う、「やま中」。3泊4日のコースでは、職人による握り寿司が、なんと車内でいただけるのです。
1泊2日のコースでは、「ホテルニュー長崎」のシェフによる本格フレンチのフルコースを堪能することができます。
車窓から街の夜景、星空を眺めながら食後のバータイム。「ななつ星」ならではの、贅沢で豊かな時間です。
最大30名の乗客に対して、一回の運行に乗り込むクルーは9名。各自、顔写真付きの名刺を持ち合わせており、声をかけるともらえます。個性豊かなクルーたちの顔と名前を覚えるのに一役買うだけでなく、思い出としても残る、嬉しい計らいです。