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訪問診療医がコーディネーターになり、医療・介護専門職のチームで患者の生活を支える

2019.12.24

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訪問診療を担当する医師


選び方・つきあい方は?——
医師は人生における医療面でのガイド・伴走者。病院の地域連携室やケアマネージャー、訪問看護師に評判を聞こう


これからの訪問診療医は、主治医として一般的な病気に総合的に対応できるだけでなく、「特に認知症の診療や緩和ケアができることが求められます。複数の病気が重なる患者さんも多く、入院時や退院後の専門医との連携、バックアップも欠かせません」と佐々木さん。

訪問診療医を選ぶときには、通院中あるいは入院中なら、その病院の地域連携室に医師の特徴を聞いてみましょう。


すでに介護保険サービスを受けているなら、ケアマネージャーに相談します。

「訪問看護師が来ているなら、その看護師が情報を持っています」。

即決する必要はなく、「“ちょっと夜間の対応力が弱いけれど、話を聞いてくれそう”といった印象が大事。死ぬまでおつきあいするかもしれないのだから、合わなさそうなら正直にいえばいいのです」。

「医師は人生の医療面でのパートナー。人体を車、医療を修理工場にたとえると、修理後あるいは修理できなかった車を運転する患者さんの隣にときどき座り、人生の下り坂のどのルートをどんな速度で走るのかをアドバイスして、一緒に最期まで行くのが訪問診療医です。

患者さんの人生のチームメンバーとして“方向が違うから別の方法を考えて”とフィードバックしてもらう、そんなおつきあいができればと考えています」

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患者・市民が立案段階から参画することで、よりよい医学研究へ

機器のネットワーク化によって収集された手術データを意思決定や合併症予防に生かす

適用できる部位の広がり、競合企業の出現で、ますます進んでいくロボット支援手術

健康調査と組み合わせ、健康増進と疾患研究を目指す「住民ゲノムコホート研究」

高齢者特有の病気や生活に計画的に対応する訪問診療

訪問診療医がコーディネーターになり、医療・介護専門職のチームで患者の生活を支える
取材・文/小島あゆみ イラスト/tokco〈LAIMAN〉

『家庭画報』2020年1月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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