映画『蜜蜂と遠雷』で森崎ウィンさんが扮するのは天才ピアニスト！

自宅には鍵盤を置いているという森崎さん。「作曲するときにも使えるので置いています。でも、もうプロコは弾いてないですよ（笑）」

「この曲が好き。弾きたい」と「この曲が好き。歌いたい」は同じ

映画のキャストが発表された際、森崎さんはピアノのレッスンについて、本当に難しく、ぶつかる壁が減ることがないけれども、楽しい。改めて音楽の素晴らしさを体験できているとコメント。音楽ユニット・PRIZMAXのメンバーとしても活動する森崎さんですが、普段触れているものとはまた違った音楽体験だったのでしょうか。

「クラシックはちょっとハードルが高いというか、堅いというイメージがあったんですけど、好きになるものって、ジャンルは関係ないんだなと思いました。僕、ブルーノ・マーズが大好きなんですけど、彼の曲を聴いていて“ここのメロディがいい”って思うのと、プロコ（フィエフ）の（ピアノ協奏曲第）2番を弾いていて、“ここ、めっちゃ好き”ってなるのは一緒で。好き、楽しい、これ弾きたいっていうのが、歌いたいっていうのと同じ感覚なんですよ。すごい経験をしました」


マサルが劇中で奏でる音は、実際には金子三勇士さんの演奏によるもの。でも、森崎さんは「手もとも撮れるくらいに練習しました」。それだけに、見どころの一つは、「ピアニストの見せ場でもありますから」という、「ピアノを弾いているところ」。森崎さんをはじめ、松岡さんや松坂さん、鈴鹿さんの演奏シーンにぜひ注目を。そして作品を、目だけでなく、耳でも楽しんでください。