なすとささがきごぼうで作る柳川鍋。なすの皮もムダにしません

【作り方】
1：だしをとる。鍋に水と昆布を入れて30分以上おいてから鍋を火にかける。少し弱めの火加減で鍋の水を10分ほどかけて沸騰させ、じっくり昆布のうま味を引き出し、沸騰直前に昆布を取り出す。火を強めて沸騰させてからいったん火を止め、かつお節を鍋に加えたら再び火をつけ、3～4分弱火で煮出してから、キッチンペーパーなどでかつお節をこしてできあがり。

2：なすはへたを切り落として皮をむき、縦6～8等分に切って水にさらす。

3：ごぼうは洗って皮を軽くこそげ、縦に4～5本浅く切り込みを入れる。ごぼうをまな板の上に置き、包丁を寝かせてえんぴつを削るようにささがきにする。切ったものから水にさらす。


4：豚肉は1cm幅に切る。卵はボウルに割り入れ、軽く溶きほぐしておく。

5：鍋にAを合わせ、水気を切ったなすとごぼうを入れて火にかけ、野菜に火を通す。




6：豚肉を加え、火が通ったら鍋肌から卵をまわし入れる。




7：鍋肌の卵が固まりはじめたら、火を止め、ふたをして2～3分余熱で火を通す(写真)。仕上げに刻みねぎをちらす。



『ごはんがおいしい 野菜のおかず』は冨田ただすけさんが主宰する「白ごはん.com」のベストレシピ集。主菜・副菜から汁もの・鍋もの、ごはんものまで、季節を感じる旬の野菜料理を100品収録。