声も素敵な谷原さん。ナレーションや映画の吹き替えなどでも活躍している。――演じる上で、谷原さんがポリシーとして持っていらっしゃることとはどんなことでしょう。「そんな大げさなものはないですけれど、役の答えは脚本の中にあると思っていますから、脚本はしっかり読むようにしています。ただ、自分の頭の中だけで作り上げてしまわないように、とも思っています。相手役の人が投げてくれる芝居の中にも役のヒントはありますし、演出家の考えもありますから、それを入れる余白をちょっと残しておきたい。ストイックに作り込む役もあっていいと思いますが、年齢を重ねてきた今、自分のやり方や考えに固執せずに、柔軟な考え方ができるようになりました。こだわりをだんだん捨ててこられている、ということでしょうか」
――今、何か挑戦してみたいことはありますか？「プライベートだったら……釣り！ 海釣り！ これまで仕事で何度か釣りは経験があるんですが、この間、『おしゃれイズム』のロケで同期の藤木直人と鯵釣りに行って、改めていいなと思ったんですよね。船ではなく、陸釣りがいいですね。仕事に関しては、運よくいろんなことをやらせていただいているので」
――それはやはり、谷原さんがご自身のイメージに固執することなく、新しいことに対して常に前向きに、楽しんでいらっしゃる姿勢があるからだと感じます。「そう言っていただくのは嬉しいですね。ただそれも、僕自身というよりも、『王様のブランチ』のような情報番組でMCをさせていただく機会をいただいたことが大きかったと思います。司会業という幅も広がりましたし、番組を通していろんなことに挑戦させていただきましたし。以前はバラエティ番組に出るのも苦手でしたが、自分の中のこだわりを捨てて受け入れていったら、自分の中に新しい発見があったし、引き出しも増え、成長もできたんです。だから今も、どんどん挑戦は続けていきたいと思っています」
谷原章介／Shosuke Tanihara
俳優
1972年、神奈川県出身。ファッションモデルを経て、1995年に映画『花より男子』の道明寺役で俳優デビュー。映画『ハンサム★スーツ』などで注目を集め、2007年からは情報バラエティ『王様のブランチ』の2代目司会に就任して約10年にわたって番組を支えるなど、幅広く活躍。現在は、『パネルクイズ アタック25』(ABC)、『うたコン』(NHK)の司会を務めているほか、出演ドラマ『偽装不倫』（日本テレビ系）が放送中。10月には『令和元年版 怪談牡丹燈籠』（NHK BSプレミアム）が放送予定。2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演予定。
『不機嫌な女神たちプラス1』
10月19日～27日／紀伊國屋ホール 全席指定／8900円 お問い合わせ／サンライズプロモーション東京TEL0570-00-3337
11月2日・3日／愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール 11月6日・7日／大阪・サンケイホールブリーゼ 11月16日・17日／福岡・イムズホール
作／岡田惠和 演出／田村孝裕
出演／和久井映見、羽田美智子、西村尚美、谷原章介
https://www.fukigen-megami.com/ 谷原章介さんからサイン入りチェキを抽選で3名様にプレゼント！
【応募方法】 サイン入りチェキの応募締め切りは2019年9月9日(月) 9時00分です。 下記応募フォームに、必要事項を入力してください。なお、ご応募は、お1人様1回限りとさせていただきます。 複数回のご応募は、無効とさせていただくことがございますのでご了承ください。 当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。編集部へのお問い合わせはご遠慮ください。 たくさんのご応募、お待ちしています！
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