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中村歌昇夫人の素敵なコーディネートも拝見!松竹大歌舞伎 東コース「松浦の太鼓」

2016.07.08

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Bettyokoのきもの日記 第9回

松竹大歌舞伎 東コース「松浦の太鼓」 

6月30日に幕を開けた「松竹大歌舞伎 東コース」巡業公演の初日、江戸川区総合文化センターでの公演に行ってきました。 

開演とともにスーツ姿で舞台に颯爽と登場したのは、今回、巡業公演での初の座頭となった市川染五郎さん。地元の名物やグルメ情報なども交えながら、上演される演目の見どころをわかりやすく解説。 特に思い入れを込めて語っていらしたのが、"出演者全員が初役、今日が初演"という「秀山十種の内 松浦の太鼓」です。




“秀山十種”とは、明治・大正・昭和にかけて活躍した名優 初代中村吉右衛門が当たり役とした演目をまとめたもの。染五郎さんにとって曾祖父にあたる初代吉右衛門の芸を、現在・当たり役とされている叔父様の当代の吉右衛門さんにお稽古をつけていただき、この公演に臨んだのだそう。一方で、これまでこの演目で染五郎さんが演じてきた大高源吾の役には、中村歌昇さんが挑戦します。 

「こうして芸が受け継がれていくのも、歌舞伎の見どころ。目で、耳で、さまざまな角度からお楽しみください」という染五郎さんのご挨拶に続き、舞踊「晒三番叟」そしていよいよ「松浦の太鼓」です。 

染五郎さん演じる松浦鎮信は、吉良上野介の屋敷の隣に住むお殿様。俳諧の同門であった縁もあり、中村歌昇さん演じる赤穂浪士・大高源吾の妹を、腰元として召し使っています。赤穂浪士がいつ主人の敵を討つか、いつ吉良邸に討ち入るか...心の中で応援し、期待しているのに一向にその気配がないことを嘆き、怒る松浦の殿様。そこに討ち入りの合図である山鹿流の陣太鼓が聞こえてきて...。

育ちの良いお坊ちゃん気質の松浦候が、俳諧に夢中になったかと思えば腰元や近習を叱ったり、機嫌を直したと思えば、またプンプン怒り出したり。コロコロと機嫌が替わる様子が何ともチャーミングで、会場は幾度も笑いに包まれました。一方で、松浦候が赤穂浪士の現状や自分の思いを、時に早口でわかりやすく時に朗々と、緩急をつけて台詞を繰り出す場面や、大高源吾が松浦候に討ち入りの模様を報告する場面には、大きな拍手も。 

名優たちが受け継いできた名演が、次の世代にバトンタッチされていく現場に立ち会った思いがしました。
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