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きものダイアリー
国立劇場「通し狂言　仮名手本忠臣蔵　第二部」へ

きものダイアリー

国立劇場「通し狂言　仮名手本忠臣蔵　第二部」へ

2016.11.15

続いて五段目、六段目。

写真提供／国立劇場

おかるの実家で狩人をして暮らす勘平が、仇討ちに参加するには軍資金が必要です。おかると、その両親は勘平のため、祇園に身を売ってそのお金を調達することに。そんな時、暗闇でイノシシと誤って撃ってしまったのは... 不幸な偶然が重なって、勘平は腹を切ることになってしまいます。尾上菊五郎さん演じる勘平の心の動きと苦悶、討ち入りへの思いが伝わってきて、何とも切ない気持ちにさせられました。

次のページ：　七段目の幕が開くと、そこは華やかな祇園の一力茶屋