TOP
きものダイアリー
親子四人での連獅子も話題。歌舞伎座吉例顔見世大歌舞伎中村橋之助改め八代目中村芝翫襲名披露昼の部「祝勢揃壽連獅子」

きものダイアリー

親子四人での連獅子も話題。歌舞伎座吉例顔見世大歌舞伎中村橋之助改め八代目中村芝翫襲名披露昼の部「祝勢揃壽連獅子」

2016.11.24

幕が開くと、そこは霊地清涼山の麓にある石橋。狂言師に扮した新・芝翫さん親子4人が舞台に現れると、客席からは大きな拍手が沸き上がりました。親獅子が仔獅子を谷底深くへ蹴落とし、自ら這い登って来た子だけを鍛えるというストーリーを、親子同時襲名に重ね合わせてご覧になったお客様も多いのではないでしょうか。

撮影／荒木大甫

間狂言では通常の連獅子とは異なり、坂田藤十郎さんの文殊菩薩、片岡仁左衛門さんの慶雲阿闍梨、中村梅玉さんの昌光上人が登場する豪華版。これも、襲名披露公演ならではです。後半は親子の獅子の精に扮した4人がセリから登場し、勇猛な毛振りを披露。それぞれ、新しいお名前でのこれからの活躍が楽しみになる一幕でした。

次のページ：　パンフレットがぴったり入るボッテガ・ヴェネタの素敵なバッグ