撮影現場では、『リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ』が本番直前まで流れていて、そのノリで演じてほしいとリクエストがあったという。いろんな役を演じ、お祭りに呼ばれるような面白そうな奴でいたい
最近ではドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』の神津一成役で見せた狂気に満ちた演技が話題に。神津や今作の殺し屋・ブロといった役でオファーを受けることを「うれしいです」という武田さん。
「僕は非常識とか不謹慎の向こうに新しい表現があると思っているので。何か新しい表現をしようとしたときに、自分という表現者を呼んでいただけることを誇りに思いますし、今までとイメージが違うものばっかりしていたいぐらい。でも、新しいものだけがいいわけでもないので、ちゃんと地に足をつけて、いろんな役を演じていきたいです」
そして、この先は、「面白そうな奴でいたい。この映画のように大きな規模で映画が作られて上映されていくっていうのは、ある種のお祭りだと思うんですね。だから、こういうお祭りに呼ばれるような面白そうな奴でいたいなと思います」。
そんな武田さんのほか、藤原竜也さんや窪田正孝さん、本郷奏多さん、小栗 旬さん、土屋アンナさん、真矢ミキさん、奥田瑛二さんら豪華キャストが殺し屋に扮して登場しては誰かが殺される映画『Ｄｉｎｅｒ ダイナー』。冷静に観れば、かなり残酷。でも、目をそむけたくはならない。それは、一流の仕事をした俳優やスタッフと、それを圧倒的な美でまとめ上げた蜷川監督の力です。
武田真治／Shinji Takeda
俳優・サックスプレイヤー
1972年12月18日生まれ、北海道出身。90年にデビューし、多数のドラマ、映画、舞台に出演するほか、バラエティ番組でも活躍。2018年8月放送の『みんなで筋肉体操』で話題を集め、同年末の『NHK紅白歌合戦』にも出演した。近年の主な出演作に、大河ドラマ『江 ～姫たちの戦国～』、映画『駆込み女と駆出し男』、ミュージカル『ビューティフル』などがある。
© 2019「Ｄｉｎｅｒ ダイナー」製作委員会
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