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食べごたえたっぷり! 銀座マルディ グラ流、分厚いポークソテー

2017.10.26

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Cookbook_Everyday_26 October

日々、寒くなっていきますが、風邪などをひかないよう、がっつり肉料理でスタミナをつけましょう。銀座マルディ グラ・和知 徹シェフのレシピをマスターすれば、いつものポークソテーもごちそうに。“お惣菜屋さん風” という名のソースを添えた分厚いポークソテーは、しっとりと焼き上がった豚肉の脂の甘さに、マスタードの風味やピクルスの酸味がとてもマッチして、気取らずにフレンチの良さが味わえます。ここで使うのは、厚さ3cm強のロース肉。厚切りにすると反り返りや焼き縮みも少なく、薄切りよりも焼き加減を調整しやすいですよ。『銀座マルディ グラ流 ビストロ肉レシピ』より。

ポークソテー シャルキュティエール 撮影:合田昌弘



「フランス人は辛いものは苦手だけれど、マスタードの香りは大好き。火を止めてから仕上げに加え、香りを生かすのがポイント」(和知シェフ)。 

【材料 作りやすい分量】
・豚ロース肉(厚切り) 500g
・塩 6g(肉の重さの1.2%)
・黒胡椒 適量
・玉ねぎ(みじん切り) 100g
・トマト(輪切り) 大1個
・きゅうりのピクルス(細いもの。輪切り) 40g
・パセリ(みじん切り) 大さじ1
・マスタード 大さじ1
・白ワイン 100cc
・バター(食塩不使用) 30g
・オリーブオイル 大さじ1
・塩、黒胡椒(ソース用) 各適量

※このレシピでは直径24cmの鉄製フライパンを使っています

【作り方】
1:豚肉は焼く1時間前に冷蔵庫から出しておき、分量の塩、黒胡椒をまんべんなく振る。



2:フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、香りが立ったら肉を置き、そのまましばらく動かさずに焼く。



3:薄い焼き色がついたら、脂身のある側面を立てて置き、軽く焼き色がついたら、焼いていないほうの断面を下にして倒し、弱火にする。



4:フライパンを傾け、溜まった油をスプーンで肉に回しかけるアロゼをしながらゆっくりと火入れをする。



5:肉の縁の部分がジクジクいっている火加減をキープする。これは、肉の水分が出て、油と反応してはぜている状態。



6:いい焼き色がついたら、再度ひっくり返し、しばらくアロゼをする。肉に火が入ると、詰まっていた繊維がほぐれ、毛穴が開いたような状態になる。指で押さえると跳ね返す弾力があるが、金串はスッと入り、血がにじんでこなければ焼き上がりの合図。皿に取り出して暖かいところに置き、さらに余熱で火を入れる。この間にソースをつくる。



7:肉を取り出した後、フライパンに残った油をキッチンペーパーで拭き取り中火にかけ、バターを入れる。



8:バターが溶けたら玉ねぎを入れて、塩ひとつまみ、黒胡椒少々を振り、しんなりとするまで炒める。



9:玉ねぎが甘い香りに変わったら、白ワインを入れて火を強め、2/3量くらいまで煮詰めてアルコールをとばす。



10:トマト、きゅうりのピクルスを入れて混ぜ、全体が温まる程度に軽く煮たら、塩、黒胡椒で味を調えて火を止める。



11:最後にマスタードとパセリを入れて混ぜ、ソースが完成。



12:落ち着かせておいた肉を斜めにスライスして器に盛り、ソースを添える。



がつんと美味しい肉の一皿が食べたいときは銀座マルディ グラ。そんな肉料理といえばの和知シェフが本書で、その真髄を惜しげなく披露します。ステーキやローストなど、牛、豚、羊、鶏、鴨の基本の調理では工程を追っての構成が嬉しい。さらにプロならではのシャルキュトリー類、誰もが好きなハンバーグやカレーなど和知流洋食まで。まさに1冊まるごと肉・肉・肉(でも付け合せの野菜も!)の魅力のレシピブック。

銀座マルディ グラ流 ビストロ肉レシピ(世界文化社) 和知 徹(著) 定価:本体1,400円+税

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