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日本美溢れる“ミュージアムホテル”で心に残る滞在を〔ホテル雅叙園東京〕

2019.06.04

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「至福のホテル」で日本の魅力を再発見 02



壁面から天井まで絢爛豪華な装飾に彩られた和室宴会場玄関は、ミュージアムホテルを象徴する空間。昭和初期より数多くのゲストを出迎えてきた「目黒雅叙園」時代の玄関を再現。

絢爛たるアートに心ときめき、和モダンな客室に癒やされる


目黒川を眼下に望む立地の「ホテル雅叙園東京」。昭和初期に料亭として創業し、気鋭の芸術家を招いて描かせた華やかな壁画や天井画、彫刻といった、眩いばかりの光を放つ館内装飾で知られてきました。


2017年のリニューアルに伴い、それらの装飾に再び注目が集まっています。鏑木清方や堅山南風といった第一級の日本画家の手による作品群、そして当代の名工たちによる精緻な建具装飾は、改築を経ながらも大切に守られてきました。



開業当時の部屋を移設し再現した、中国料理「旬遊紀」内にある個室「玉城(ぎょくじょう)」。J.コンドル設計のマントルピース、益田玉城の日本画、現存する最古といわれる螺鈿が施された円卓も。宿泊者限定で館内のアートを巡るツアーも開催。日本美に魅せられる滞在と人気を呼んでいる。

そうした“本物”の日本の美に接することができるミュージアムホテルとして、国内のみならず海外からのゲストをも魅了しているのです。

滞在して実感する喜びはほかにも。生まれ変わった快適な客室や、配慮の行き届いたおもてなしです。

全室スイート仕様の客室は、和モダンなインテリアでくつろぎの空間。宿泊者専用のエグゼクティブラウンジ「桜花」では、一日を通して美食のプレゼンテーションがあります。



客室はすべて80平方メートル以上の広さがあり、写真の「アンバサダースイート」は120平方メートル。



エグゼクティブラウンジ「桜花」では、5つの時間帯でフードやドリンクを用意。朝食には和食と洋食が並び、シェフが目の前で仕上げる焼き魚やオムレツも。

独自の美が溢れるアート空間と細やかなおもてなしを誇るホテルでの滞在は、唯一無二の思い出となることでしょう。

Information

ホテル雅叙園東京

東京都目黒区下目黒1-8-1

  • 〔基本料金〕1室2名利用で1泊朝食付き1室6万6000円〜。ご紹介した「アンバサダースイート」は1室2名利用で1泊朝食付き1室11万6000円〜(いずれも税・サービス料込み、宿泊税別)。
撮影/大泉省吾 取材・文/鈴木糸子
『家庭画報』2019年7月号掲載。この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
※(税別)(サービス料別)とあるものには別途、消費税やサービス料がかかります。表示されている宿泊料金はシーズンの最低料金です。料理は状況によって、一部メニューや盛りつけが異なる場合があります。
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