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星野リゾート 界 津軽・奥入瀬渓流ホテル・青森屋 ―夏の青森へ

2019.06.03

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「至福のホテル」で日本の魅力を再発見 01

津軽びいどろが灯るテラスで、青森の清涼な夏を堪能
星野リゾート 界 津軽


豊かな自然が育んだ食文化や、時代を超えて愛される伝統工芸など、北の国・青森は個性的な魅力に溢れています。この夏は県内に三軒ある「星野リゾート」を訪ね、青森の風土により深く触れてみてはいかがでしょう。

津軽こぎん刺しや津軽びいどろなど、伝統工芸の妙を堪能するなら「界 津軽」へ。


歴代津軽藩主も愛した名湯・大鰐温泉の、山に抱かれるように建つこの一軒は、日本が誇る名建築家・坂倉準三氏創設の「坂倉建築研究所」の作品としても知られています。



三方を海で囲まれた青森県は海の幸の宝庫でもある。夏の特別会席は「鮑の氷しゃぶしゃぶ」が主役。


お造りにはもちろん大間のまぐろも。個性豊かな地酒も見逃せない。

この春には、津軽の季節・文化をより身近に味わえるよう、パブリックスペース「津軽四季の水庭」もオープン。

夏ともなれば、テラス一面に津軽びいどろの灯籠が灯り、幻想的な雰囲気に包まれます。ドリンク片手に、水庭の舟から響き渡る津軽三味線の音色に包まれる時間は、忘れがたい滞在の思い出となることでしょう。



1階ロビーの横にある「津軽四季の水庭」。夕暮れ時には津軽三味線の生演奏も。

また、kogin(こぎん)アーティスト・山端家昌氏とコラボレーションした客室「津軽こぎんの間」も津軽情緒がたっぷり。

美しいシンメトリーの模様をアレンジした行灯や障子は、モダンながらノスタルジーも漂い、居心地のよい空間を作り出しています。



伝統工芸、こぎん刺しをテーマにしたご当地部屋「津軽こぎんの間」。


こぎん刺し作品が展示される1階のギャラリーでは実際に製作も体験できる。


こぎん刺しの模様が光に揺れる客室棟5階の「木漏れ日kogin」の廊下。“世界の美しい廊下10選”に選ばれた。


江戸時代の温泉番付では名誉ある“行司”を与えられたという名湯。古代檜の浴槽には青森ヒバでできたりんごが浮かべられ、優しい癒やしの香りが漂う。

星野リゾート 界 津軽
青森県南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森36-1
TEL:0570(073)011(界予約センター)
URL:https://www.kai-ryokan.jp/tsugaru/
〔基本料金〕1室2名利用で1泊2食付き1名2万2000円~(税・サービス料込み)。
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