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きもので海外
サウジアラビアの女子会で聞いた、現地の結婚事情とは？

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サウジアラビアの女子会で聞いた、現地の結婚事情とは？

2017.10.23

〔質問2〕
サウジの子どもたちは私たちと同じような服装をしているけど、アバヤは何歳から着るものなの？

〔モディーさん一家の場合〕
簡単にいうと...初潮が来たら。家庭によって多少の違いはあるものの、決定権は一家の主＝父親にあるそうです。

大人になった証として着用するこの「アバヤ」。着用すると本当に暑く、しかも裾を引きずるほど長いので、動きも取りにくいため、私以外のツアーメンバーにはとても不評でした。

しかし、きものをこよなく愛する私にとって、他の国の民族衣裳を日常的に身につけられることは、とても楽しい体験でした。

もしも日本で、日本人も外国人もきものの着用が義務付けられていたら…？　私みたいに喜んで受け入れる人も意外とたくさんいるのかしら？もしも日本全国きもの姿の人で溢れ返ったら…？　あぁ！なんて素敵なの！と、アバヤを纏いながら、しばし妄想に花を咲かせました。

そして、現地の衣服を身に纏うと、外国人の私であっても、現地の美しい景色に馴染めるような気がして、散歩も写真撮影も楽しくて仕方ありませんでした。

観光ビザが発行されるようになるのも時間の問題ではないか、と噂されるサウジアラビア。そこに住む人たちの心の温かさや人懐っこさは、折り紙つきです。この地を訪れたこと、それはまさに私にとって ‘Life Changing Experience’（人生を変えるほどの経験）でした。この記事を読んで、私も行きたい！アバヤに身を包み街を闊歩したい！と思ってくれるかたが一人でもいれば、光栄です。

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北川聖子／Seiko Kitagawa

元プロダンサー。世界的エンターテイメントグループ「ブルーマン」の一員である夫と結婚しアメリカへ移住。その後、きもののレンタルや着付けを行うスタジオをオープンさせる。現在は夫のワールドツアーに同行し、“ きものの魅力を世界に伝える！”という使命を自らに課して全う中。

Instagram：https://www.instagram.com/japanesekimonodressing
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