自身の劇団では、心理学や神話を題材とした作品を発表してきた。「役柄のアクが強い割には、極めて普通の人間です(笑)」――劇団innerchildを主宰し、作・演出も手がけている小手さん。今後のinnerchildでの活動は？「また公演を打ちたいとは思っています。やめるとしても、ちゃんと終わらせたいですし、この何年かで学んだことが相当あるので。innerchildでは、自分がやりたいことを“わからないヤツはついてこなくていい”ぐらいのスタンスでやってきてしまったんですが、色々な演出家の方に出会い、かつテレビの世界を経験したことで、“求められるものに100%応じたうえで、自分が本当にやりたいことをバレないように混ぜる”ものづくりの楽しさも、ようやくわかってきました。このマインドセットで作・演出したら、きっとこれまでとは違うものができるはず。なので今すごく頑張って、公演資金を出してくれる人を探しています(笑)」
――そんな小手さんが出演する今回の舞台も楽しみです。「はい、二つ返事でお引き受けしたこの舞台。何者でもない僕は、勝負するしかないと思ってます。ちょっと政治的な内容を含んでいるとか、タイトルの意味がわからないということで、敷居が高いと思われるかもしれませんが、とても普遍的な話でもあるので、きっとお客さんも朝のファミレスの僕のように、すんなりと入ってくる感覚を味わえるはず。観ていただけたら嬉しいです」
小手伸也／Shinya Kote
俳優
1973年生まれ、神奈川県出身。早稲田大学卒業。同大学内の演劇サークルを経て、1998年より劇団innerchildを主宰。その全作品で作・演出・出演を務める。2019年4月より放送のTBSテレビ 日曜劇場『集団左遷!!』、NHK連続テレビ小説『なつぞら』にレギュラー出演。また、出演映画『コンフィデンスマンJP』が5月17日より公開予定。
俳優とオーケストラのための戯曲
『良い子はみんなご褒美がもらえる』
4月20日～5月7日／TBS赤坂ACTシアター 全席指定／1万円 お問い合わせ／パルコステージ 電話03-3477-5858 5月11日・12日／大阪・フェスティバルホール S席／１万円 A席／8500円 お問い合わせ／キョードーインフォメーション 電話0570-200-888
作／トム・ストッパード 作曲／アンドレ・プレヴィン 演出／ウィル・タケット 指揮／ヤニック・パジェ 出演／堤 真一、橋本良亮(A.B.C-Z)、小手伸也、シム・ウンギョン、外山誠二、斉藤由貴 ほか
小手伸也さんからサイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント！
【応募方法】 サイン入りチェキの応募締め切りは2019年5月5日(日) 9時00分です。 下記応募フォームに、必要事項を入力してください。なお、ご応募は、お1人様1回限りとさせていただきます。 複数回のご応募は、無効とさせていただくことがございますのでご了承ください。 当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。編集部へのお問い合わせはご遠慮ください。 たくさんのご応募、お待ちしています！
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