インテリアレッスン

インテリアレッスン3 キッチンにアートを飾って、台所仕事を楽しく!

2017.10.10

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Tips 2
フルーツや野菜は、飾るように置く


フルーツや野菜の鮮やかな色彩は、空間に豊かな趣をもたらすもの。多美保さんは、食材として買ってきたフルーツを袋の中に閉じ込めたままにせず、その生き生きとした姿も楽しみます。アート作品を掛けた壁に設置したウォーターサーバーの上を見てみると、スタンドに吊るしたバナナと、作品の題材と同じフィグが籠に盛られています。「いつも、この場所にはフルーツを置いています。果物をモチーフにしたアートと相まって、キッチンにぴったりの景色になると思いませんか?」と多美保さん。“美しく見えるように”を、ほんの少し意識するだけで、いつもの食材が絶好のデコレーションアイテムになるのです。 


果物やナッツ類を置いているのは、「リビング・モティーフ」で見つけた3段スタンド。光を放っているのはソニー製の“グラスサウンドスピーカー”。 


Tips 3
限られたスペースを3段スタンドですっきりと 


キッチンは、こまごまとしたものや食材で雑然としてしまいがちな場所。また、スペースも限られています。そういった空間を有効利用するコツは、段を重ねて高さを賢く利用すること。多美保さんはキッチンのカップボードカウンターにマットな銀色の3段ケーキスタンドを置くことで、高さを上手に使っています。「ここは、“とりあえず置き場”。ナッツやお菓子、パンなどを置いています」。実用一辺倒ではなく、見て美しいと思えるデザインのものを選ぶことで、キッチンの片隅が絵になる一角となっているのです。 

Tips 4
気分に合った音楽を、キッチンでも! 


筒状のガラスから光を放っているのは、照明ではなく実はスピーカー。よく訪れるインテリアショップ「リビング・モティーフ」で見つけました。「最初に見たときはスピーカーだと思わなかったのですが、近寄ってみると澄んだ音が鳴っていて。こんなに小さいのに店内の広いスペースをきれいな音で満たしているとはすごいな、と気に入ったんです」。インテリアにすんなりとなじむ佇まいで、コンパクトかつワイヤレスで、持ち運びができるこのスピーカーを手に入れたことで、キッチンで過ごす時間もいっそう楽しく。食事の支度をするときにも、食事をする際にも、気分に合った音楽をかけてBGMにしています。 

横瀬多美保/Tamiho Yokose

インテリアスタイリスト
東京都生まれ。テーブルコーディネーター、インテリアスタイリスト。テーブルコーディネーターの故クニエダヤスエ氏に師事。女性誌や料理本、百貨店のディスプレイなどのスタイリングに携わる。新旧、和洋を自在に織り交ぜた、モダンでエレガントなコーディネートに定評がある。『家庭画報』とのおつきあいは30年近く。流行や時代の変化をしなやかに受け止めながら、幸福感漂う美しい暮らしを提案し続けている。

『テーブルコーディネートから始まる 美しい暮らしのインテリア365日』 2019年10月2日発売!

『家庭画報』をはじめとする女性誌で活躍する、インテリアスタイリスト・横瀬多美保さん。ご自身の1LDKでの暮らしを1年間にわたり追った『家庭画報.com』の人気連載が、ついに一冊の本になりました。コーディネートの組み立て方、“自分らしい”空間の作り方も初公開! 今すぐ活用できる暮らしのtipsが満載です。
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