エンターテインメント

『ロミオ&ジュリエット』で古川雄大さんが3度目のロミオ役に挑む

2019.03.26

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2013年のロミオとは別人。その裏に古川さんの成長アリ!


ロミオの言葉から若さ・ピュアさが感じられます。でも、しゃべらずともそれは観客にしっかり伝わっていました。

「ロミオがやりたいことを明確にしたんです。これまでは、対ジュリエットへの愛が強かったと思うんですけど、それよりも先を見たロミオを目指していて。それがロミオのまっすぐさにつながって、まっすぐさがピュアさにつながったのかなと思います。ロミオのまっすぐな目線をもっと先に向けて、先を意識して。そうしてロミオを作りました」

そんな古川さんを小池さんは、「2013年のロミオを観た方は成長がすごくて別人のように見えたと思う」と語っています。それが東京公演初日のこと。


「基本的には褒めない方なんです。でも、たまに出る本気の褒めがあって。それはすごくうれしいですし、ずっと成長を見続けてくださっているので、もっと頑張ろう、次はもっといいところを見せたいって常に思っています」

「次はもっといいところを」は、観客も求めるところ。前作を超えるものを観客は期待し、キャストにとってはそれがプレッシャーになることも。でも、古川さんは「燃えるタイプ」だそう。では、東京公演を終えた今、前作以上のものを観てもらえている自信はあるかと聞くと、「前作よりもいいロミオができ上がっているんじゃないかなと思います。作品全体としても、すごくいい、歴代で一番いいと言ってくださる方が多くて。うれしいですね」という答えが返ってきました。


東京公演初日を翌日に控えて行われたゲネプロでは、ベンヴォーリオ役を三浦涼介さん、マーキューシオ役を平間壮一さんが演じた。
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