EDITOR’S REPORT 街に溢れるさまざまな情報の中から、編集部員が読者の皆さまに役立つ情報を厳選してご紹介します。新しくオープンした店や、アイディアが光る新商品、地方発の注目情報など、日々の暮らしをより楽しく、豊かにしてくれる情報がきっと見つかります。
若き夫妻が営む熱意に満ちた店で、稀少な在来種の十割そばを味わう
「在来種のそばの濃厚なおいしさを、たくさんのかたに味わっていただきたいです」と話すのは、店主の納(おさめ) 剣児さん。
![おさめ店内](https://images.www.kateigaho.com/media/article/43996/images/editor/46e720f2bc7ef0b4448fcae16143769132da0ca2.jpg?w=670)
在来種とは、品種改良や交雑をせず、その土地で古くから栽培されてきた実のこと。昨年末にオープンした同店は、常時、産地の異なる2種の在来種を用意し、店内で自家製粉しています。
![蕎麦](https://images.www.kateigaho.com/media/article/43996/images/editor/fd03332412277c9d6f24fbb5d9084c6f3f18757d.jpg?h=550)
例えば、この日のせいろそば(1200円)は、長野県乗鞍(のりくら)在来。江戸前のつゆにつけていただくと、力強いそばの香りが際立ちます。生きた海老を揚げ、西京味噌に漬け込んだ「車海老の味噌漬け焼き」(1400円)など、ひと手間加えた一品料理も充実しています。
表示価格はすべて税抜きです。
「家庭画報」2019年4月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。