エンターテインメント

新譜『Maniju』をリリース。佐野元春さんが語るポップスの魔法

2017.08.24

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英国のデザインチームStormStudioが、アートワークを手掛けている『Maniju』。バックカバーには、あるイメージが隠されている。 

――曲はどんなときに書かれるのでしょう?


「ほぼ毎日書いています。まずストーリーが思い浮かんで、それを言葉に落とし込んでいるうちに、音楽が立ち上がってくる感じ。そのままお蔵入りする曲もありますが、膨大なストックがあるので、アルバムをつくるときは、その中からコンセプトに合ったものを選んで皆で演奏し、ものになりそうだなと思ったら、そのまま仕上げていく。『Maniju』に収録している曲は、去年の1月くらいからレコーディングを始めました」 

――何歳くらいから曲づくりをされているのですか? 


「12歳頃です。ラジオから流れる音楽に惹かれて、英語の歌詞の対訳を読むと、そこにも“こんなこと歌ってるんだ!”という驚きがあり、自分でも詩や曲を書いてみたいと思うようになって、ピアノやギターを始めました。でも最初は、詩をどうやって書いたらいいかわからなくて、ヘルマン・ヘッセの詩に勝手に自分で曲を付けて演奏して歌っていたんですよ。自分で作詞作曲を始めたのは14歳のときです」 


――いまやそれが、佐野さんの日常となっているわけですね。


「そうですね。自分でも正直、なぜこうも飽きずに詩や曲を書き続けているのか、不思議に思うことがあります(笑)。 音楽、特にポップスやロックンロールには、人の成長をテーマにした楽曲が多いんです。 内面の成長は人それぞれで、年齢では測れないものですからね。僕自身、“人間として成熟するって、どういうことだろう?”ということを、詩や音楽で表現しているといってもいいかもしれない。そんな僕の今の音楽を、多感な時期に僕の音楽を聴いてくださった皆さんが聴いて、何かを感じてくださったら光栄です。きっと、楽しんでいただけると思います」 


「詩や曲を書くことは、もはや僕の日常です」。2020年にはデビュー40周年を迎える。

 


※サイン入りポラロイドのプレゼント応募は、申し込みを締め切りました。

佐野元春/Motoharu Sano

ミュージシャン
1956年、東京都出身。80年にシングル「アンジェリーナ」でデビュー。シンガーソングライターとして独自の音楽活動を展開し、ラジオDJとしても人気を博す。他のアーティストへの楽曲提供も多数。2004年に自主レーベル「DaisyMusic」を発足。今も幅広い層から熱い支持を集める。 

 

 


佐野元春&ザ・コヨーテバンド『Maniju』


通常盤3000円 アナログ盤3800円 初回限定BOX盤(特別編集版)4500円※いずれも税別
販売元/ユニバーサル・ミュージック 発売元/デイジーミュージック
ダウンローディング250円(1曲)
※販売元/iTunes Store 発売元/デイジーミュージック
公式ウェブサイト「MWS」

http://www.moto.co.jp
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