きものダイアリー

博多織の魅力を探りに現地へ! 献上柄に込められた想いとは?

2019.04.26

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老舗の織元直営店「OKANO」には、なかなかお目にかかれない博多織のオンパレード


次に案内していただいたのは、博多座近くにあるショッピングモール「博多リバレイン」。地下一階には創業1897年という老舗の織元が手がけている直営店「OKANO」があります。

「OKANO」はオール・ジャパンで創作することにこだわる老舗織元・岡野の直営店。

入ってすぐに店内奥のきものに目がいきました。あれ、博多織って帯だけではないの? 不思議そうな私の表情に気づいてくださったのは「OKANO」の店長・斎藤邦子さん。


斎藤店長「博多織はもともと着尺(きものの反物)もあったんです。帯が有名になり売れるようになって途絶えてしまったのを「岡野」が中心となって復活させました。また、博多帯は半幅帯や名古屋帯がとても多いのですが、袋帯も積極的にお作りしています」

張りと光沢感があり、控えめながらも品のある博多織の着尺と袋帯。

幾何学模様に見えますがよく見ると独鈷柄! シルクのスカーフ5万2000円(税別)。

こちらの献上柄の着尺はなんと綿麻素材の注染の浴衣地! 色によって随分と雰囲気が変わります。各5万8000円(税別、お仕立て別)。

店内にはきものや帯、和装小物のみならず、スカーフやバッグなど洋服にもコーディネートできるアイテムがたくさん並んでいました。老舗ならではの豊富な知識と確かな技術に加え、様々なアイテムを展開するチャレンジ精神と遊び心。博多織の可能性を感じずにはいられません。
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